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2000.3.2
 
 


研究所の2000年問題対応…

 2000年問題対策で正月休みがふいになった研究者達の話。---

 重大な問題発生など考えられないので、当初、出社予定は全くなかったそうだ。

 ところが、本社では、社長が「重大問題なので出社する」旨の発言をした。
 すると、突然に、コンピュータに関係無い役員まで出社すると言い出した。役員がいても、部下がいなければ仕事にならない。そこで部長も出社することになってしまった。

 研究所では、コンピュータ関連部門だけが対応すれば十分で、研究員がいた所でなにかおきても何の役にも立たない。ほとんどの研究員は休みと考えていた。

 ところが、本社の部長が、「本社は徹底的な危機対策活動をするのに、研究所は何もしないのか」と発言。
 研究所のキーマンは全員出社になったそうだ。

 このおかげで、じっくり論文を読めたという人もいる。


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