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2010.6.15
 
 


蛸や烏賊のUSBメモリーを眺めて・・・

 蛸や烏賊のUSBメモリーが売られているのが、なんとも不思議だった。それだけならまだしも、鮨やクリームパフェまで揃っており、フィギュア勢ぞろい感あり、
 ケータイのストラップに、根付らしきものが沢山ついていたり、大きな人形がぶる下がっているのは、電話機を落としたり忘れないようにする効果がありそうだから意味はあるかもしれないが、パソコンはケータイのようにデコレーションする人は滅多に見かけないし。

 先日、たまたまチラリと目をとめた本のページの隅の“はみだし”記載欄に、その理由が書いてあった。
 シンプルなものは、みんなすぐになくしてしまからだという。確かに、派手なフィギュアなら目立つから机やテーブルに一寸置いても忘れることはなさそうである。
 成る程。

 自作パソコンマニアで、秋葉原のメイド喫茶店好みのような人達だけが愛する製品にしては、どこでも売っているからどうなっているのかと思っていたが、黒一色の無骨なパソコン愛用者が使っていたりする訳だ。

 ちなみに、この本の著者の方だが、この“はみだし”記載欄記載欄によれば、ケータイを持ったことがないという。そんなことを言うと、「機械オンチ」と見なされたりするそうだ。なかには、「どうして生きてるの」とビックリ仰天する人も。

 だいたい、この本、イラスト付きのハウツー本の体裁ある。ファイルの仕組みを知りたがる人が、一般人とは思えないが、そんな本もこうした書き方だと売れるのだろうからなんとも言い難いところだが。技術好きの半素人が大勢いるということか。

 何故、そんな本を小生が手にとったかといえば、USBメモリーに保存していたファイルが壊れたからである。別にそれでこまることもないが、そんなことがどの程度発生しているか、気になった。この手の本にそんな話が掲載されていないかと見ただけの話。
 細かな情報は全く期待していないが、問題発生頻度や製品の買い方でもわかれば有難いというところ。

 そういえば、2009年に、タコイカウイルスが流行ったらしい。USBメモリーデザインに烏賊・蛸を用いるのは、これらには十分ご注意あれということもあるのかも。なにせ、バックアップ用の外付けハードディスクまでやられたりするらしい。
[上書き機能だけなら、増殖する訳ではないから, 単純なウイルス検知しかないと防げないということか. ハードディスク廃棄用面白フリーソフトにでもすれば社会の役に立ったのに. 書き換え画像の質も高いようだし, などと考えたりしてはイカンのだが.]

【取り上げた本】  唯野司: 『「ファイル」の仕組みのかこがわからなかった!』 技術評論社 [2010年6月5日]


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