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2010.7.31 |
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報道を鵜呑みにするのは如何かと思うが・・・日本企業の巨大タンカーが外部爆発で乗り組み員1名が負傷なる報道が流れた。一瞬、昔あったアルカイダの攻撃かと思わせるような話。 早速、そんな観点で取り上げる方が多いようだが、その主旨は別として、常識で考えれば、攻撃を受けたとはとうてい思えないが。 まあ、なんでもよいから大騒ぎしたいなら別だが。 ちょっと考えれば、疑問だらけ。 攻撃を受けたとしたら、・・・ ・機雷で沈没はしないが、穴があくのが普通。 (表面損傷でなく、“凹む”というのは、かなり特殊な爆発形態である。) ・海原で、攻撃相手を誰一人として、見かけないことがあり得るだろうか。 (「攻撃」された後、海を見渡しても何もなかったのではないのかね。) ・“光が見えた”なる証言に信憑性などない。取り上げること自体がおかしい。 (まとまな船員なら、攻撃船を確認できた筈である。) ・船腹に穴が開かないように工夫して攻撃する理由が考え付かない。 (大損害を与える力がない攻撃勢力なら、狙うところは船腹ではなかろう。) ・上部の部屋に大きな被害を与えるような攻撃をどうやって行えるのかな。 潜水艦衝突という話もしているが、・・・ ・潜水艦とぶつかって船体の横腹だけが凹むものかな。 ・衝突すると、高い所にある部屋がどうして壊れるのか。 穴が開いてもいないし、航行になんの支障もないのである。つまり、船腹にモノが当たったような凹みができただけ。 ただ、それとは別に、巨大タンカーの上部の船室が破壊されて乗組員が負傷した訳だ。 常識で考えれば、最初に、部屋が破壊され、その時になにか大きなモノが落下して船腹に衝突し凹みができたことになる。 巨大タンカーを見たことがある人なら、そう考えざるを得まい。船室といっても、それは高層ビルの上層階にあるようなものなのだから。 そんなところだけを攻撃するのは、そう簡単な話ではない。それに、そうだとしたら部屋に爆発物の痕跡が残る訳で、船員がなにも発見していないのだから、あり得ない話。 考えられるのは自然現象しかなかろう。船腹の凹みは、衝撃でモノが落ちたのだろうが、間違ってなにかを落とした可能性もある。それは船員にしかわからない。 苦笑いの目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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