>表紙 >目次 | ■■■ 聞き耳アワー 2013.10.17 ■■■ | |
| オジサンの格言駄洒落おじさん駄洒落が高度化しているらしい。景気指数がのきなみ上昇しているので、結構、遊び心が生まれているということだろうか。 昔は、「馬の耳に粘土。」という、余りにナンセンスで笑うに笑えないものや、セクハラ紛いだったりして顰蹙ものだらけ。近頃は、ようやくそこから脱しようだ。 と言うか、たまたま耳にしただけなのかも知れぬが、その進化は著しい。もちろん、退化を含めての概念だが。 驚いたのは、キツイ棘があること。自社の体質を批判すべく作ったものだろうか。と言っても、外部の人間にはその状況は想像がつきかねるが。 こんな作品なのである。録音したりメモをとったのではないから、正確なコピーではないかも知れぬが、だいたいがこんな調子だった 「察に、CEOを送る。」 「一応聞いて、全部蹴る。」 「三度目の醜聞」 「謝罪の顔も三度」 「監査人は忘れたころにやってくる。」 「去るもの、気がねせず訴ちる。」 どこかに元ネタでもあるのだろうか。 「閉店の霹靂」とか「絵に描いたビジョン」は洒落でもなんでもなく、普通の言葉になっているが、上記はなんとなく生々しさがある。 まあ、新興企業の若手だと、こんな感覚ということかも。服装と髪型がファッショナブルな方々だから、そうではないかということで。邪推かも。 ただ、小生から見ると、若作りなだけで、かえってそれなりの年齢に映る訳だが。忙しい日々でお疲れなだけで、実は若かったりして。 思うに、この手の駄洒落は精神生活上余りプラスには働くまい。 気分転換には、仕事に無縁の題材がよかろう。オジサンなら、犬猫辺りに留めるのが無難かと。 面白味は無いが、ストーリーをつければ、馬鹿話にはなるのでは。・・・どうしようもないオヤジと指弾されることはなかろうというだけで、いかにも能が無いと言われれば、返す言葉は無い。 【犬】 「犬も歩けばペダルに当たる。」 スーパー玄関を出た時のこと。 「アッ、可愛いワンちゃん」と家内が声をあげた。 歩道を歩いていた犬が家内の顔を見つめる。 その途端、 止めてあった自転車のペダルに頭が激突。 痛さを我慢して、そのまま歩いていった。 「飼い犬に手を嗅がれる。」 焼肉屋からの帰り道のこと。 遠くに、お散歩中の見知らぬ犬二頭。 なんと、綱を引っ張って駆け寄って来たのである。 愛情を精一杯振りまいてくれ、しばしまとわりつく。 ようするに、懸命に嗅ぎ回って嬉しがっているだけ。 「賢い犬ほど、肉に目がない。」 "ウチの子、「待て」で我慢できるのヨ。見てて。" ご自慢愛犬のご紹介シーンでの発言。 可哀想に目を白黒。 哀しげな声を出し、涎ダラダラ。 最上等牛肉なので、ついに我慢できずパクリ。 盲導犬だと、そんなそぶりも見せない。 でも、ご主人のご馳走には、ガツガツ状態とか。 そこが一番の可愛さでもあろう。 【猫】 「猫に中トロ」 猫が魚好きというのは、日本ならでは。 それに、人肌温度からほど遠い刺身を好む訳がない。 不飽和脂肪酸が健康食というのはヒトの話。 ネコにとっては迷惑千万では。 そうそう、最近、金のネックレスを着けた猫を見た。 「猫の膝」 立ち上がろうとすると、膝が丸くなったりする。 その膨らみになんとも言えぬ暖かさがある。 腹を摩ってもらうのが大好きネコなら、 ついでにその膝も揉むことができる。 なんということもないが気になるという意味。 「猫タワケも好き好き」 美的感覚の個人差が大きいことはわかる。 だが、世間一般で、可愛くないタイプが存在する。 ところが、そんな猫に限って溺愛する方も。 しかも、ウチの美猫でしょうと同意を求めてくる。 うーむ。何と答えるべきか。 苦笑いの目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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