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■■■ 「酉陽雑俎」の面白さ 2018.1.21 ■■■

唐詩人[馬戴]

馬戴[799−869年]をとりあげたが[→「唐詩人史」、漢詩の日本語サイトは沢山あるにもかかわらず、ほとんど無視されていることに気付いた。
晩唐に太學博士で終わり、華山に隠居した人ということで、キャリアに面白味がないから致し方ないか、ということで納得していたのだが、この度ラジオで作品が朗読されるという。
⇒ カルチャーラジオ 漢詩をよむ「日本人が愛した詩の世界」
(44)NHKラジオ第2@2018年2月3日土曜午後8時30分〜午後9時00分 人の蜀に帰るを送る 馬戴 …[国学院大学学長 赤井益久,【朗読】加賀美幸子]
   「送人遊蜀」
 離楊柳陌,迢遞蜀門行。若聽清猿後,應多白發生。
 紅霓侵棧道,風雨雜江聲。過儘愁人處,煙花是錦城。


有名なのは、こちらと思っていたのだがハズレ・・・。
   「楚江懷古三首 其一」
 露氣寒光集,微陽下楚丘。猿啼洞庭樹,人在木蘭舟。
 廣澤生明月,蒼山夾乱流。云中君不降,竟夕自悲秋。


マ、他にも、思郷詩定番も。
   「落日悵望」
 孤雲與歸鳥,千裡片時間。念我一何滯,辭家久未還。
 微陽下喬木,遠色隱秋山。臨水不敢照,恐驚平昔顏。


次も人気。
   「上秋居」
 原風雨定,晩見雁行頻。落葉他郷樹,寒燈獨夜人。
 空園白露滴,孤壁野僧鄰。寄臥郊扉久,何年致此身?


詩友 賈島に関する詩も目立つ。《懷故山寄賈島》《旅次寄賈島兼簡無可上人》《宿賈島原居》《寄賈島》・・・。
   「長安寓居寄贈賈島」
 暮見華發,平生誌半空。孤雲不我棄,歸隱與誰同。
 枉道紫宸謁,妨栽丹桂叢。何如隨野鹿,棲止石岩中。


もちろん、青龍寺、等も登場。
   「題青龍寺鏡公房」
 一室意何有,阮蛻ラ我開。爐香寒自滅,履雪飯初回。
 窗迥孤山入,燈殘片月來。禪心方此地,不必訪天台。


   「題廬山寺」
 白茅為屋宇編荊,數處階石疊成。東穀言笑西穀響,下方雲雨上方晴。
 鼠驚樵客縁蒼壁,猿戲山頭撼紫有一條投澗水,竹筒斜引入茶鐺。



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