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2000.8.26 |
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「サイアス」存続問題…立花隆氏が、日本で一番古い科学雑誌、「サイアス」(旧名「科学朝日」)存続のための署名運動を支援している。(http://www.asahi-net.or.jp/~ka4j-mti/onegai.html)日本のジャーナリズムを代表する朝日新聞社は、このような良質の刊行物を続けるべきだ、という主張のようだ。しかし、民間企業が赤字事業をいつまでも続ける訳にはいくまい。 「まともな」編集方針を続ける限り、黒字の「科学雑誌」事業が難しいのは、相当前から見えていた。外部の者から見ても、朝日新聞社は良く頑張って刊行を続けているな、と感じる程だ。 一般「科学」に興味を持つ人は少ないのだ。本当かどうかは知らないが、「科学技術振興関係に手を染める議員は人気が落ち、落選しかねない」という話しがある位だ。 もともと興味ない人達を対象として、啓蒙しようという雑誌を発行するのだから、苦闘はやむを得まい。 このような状況を知りながら、科学者の動きが目立たないのが残念だ。「科学する喜び」を伝えようという意気を失っているのだろうか。あるいは、「科学する喜び」を感じなくなっているのかも知れない。 教育の危機の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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