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2007.4.9 |
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ソロモン諸島救援を救援活動をしている組織→ 「ソロモン諸島沖地震 復興支援情報 」(現地からのブログ) [APSD ソロモン諸島復興支援会] ⇒ APSD: Asia Pacific Sustainable Development ソロモン諸島復興支援会 義援金受付 → 「救える命があればどこへでも 」(メールマガジン) [AMDA: Association of Medical Doctors of Asia ] ⇒ AMDA 寄付金受付 → 「ソロモン諸島地震・津波災害(速報) 」 [日本赤十字社] ⇒ 日本赤十字社 海外救援金 “オセアニア救援” 受付 → 「ソロモン地震・津波緊急募金 」(報告) [財団法人日本ユニセフ協会] ⇒ 日本ユニセフ協会 インターネット募金申し込み “ソロモン地震・津波緊急募金” 2007年4月2日に発生したソロモン諸島の地震は、Western Province (州都Gizo) とChoiseul Province に深刻な被害を及ぼした。 早速、ニュージーランドやオーストラリアが救助活動を開始したが、(1)国際的な救助活動は遅れており、現地でのフラストレーションは高まっているそうだ。(2) 外務省によれば、日本政府は“初動の支援として、約1,300万円相当の緊急援助物資(毛布、プラスティック・シート)の供与”(3)をするそうだ。 素人の目から見ると、現地が欲しいものとは違うような気がする。 一番必要なのは、医師だろう。と言っても、ビジン英語で遠距離だから、人の派遣は難しいとは思うが。それなら、薬や飲料水にしたら、とつい思ってしまうが、そうもいかないのだろう。 もっとも、そのような支援活動は国際赤十字に任せる、ということかも知れぬが。(4) ちなみに、この地域の政治的安定に直接係わってきたオーストラリア政府は、2日の非常事態宣言に応じて、すぐに、200万ドル(1豪ドル97円程度)の緊急援助提供を発表した。(5) 日本では、国内での地震被害支援費用と比較されかねないから、1,300万円になるのかも知れぬが、冷淡な感じがする。 つい、そう感じてしまうのは、首府があるのは、第2次世界大戦の激戦地、ガダルカナル島だから。この地域での戦死者は2万人にのぼる。首相が来日した際は、追悼の言葉を述べたほど。 反戦平和や戦争の反省という言葉は至るところで聞かされるが、それなら、こんな時こそ、緊急援助すべしとの声があがってもよさそうに思う。 南太平洋の小さな島なので、交流は余りないと考えているのかも知れぬ。 確かに、現在の主要輸出先は日本ではなく、中国、韓国、タイだ。(6) しかし、世界大戦前、椰子の実から採取する油脂は、非資源国日本にとって重要原料だったから、おそらく、ソロモン諸島も原料提供の役割を担っていた筈だ。 そして、戦後は、鰹・鮪の遠洋漁業基地を提供してくれたに違いない。 日本を支えてくれた国の非常事態を見過ごすべきではなかろう。 --- 参照 --- (1) http://www.radionz.co.nz/news/latest/200704041041/solomons_aid_workers_fear_humanitarian_crisis http://www.abc.net.au/ra/pacbeat/stories/s1890399.htm (2) http://www.theage.com.au/news/world/disease-fears-for-tsunami-survivors/2007/04/05/1175366378684.html (3) http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/4/1173029_802.html (4) http://www.jrc.or.jp/active/saigai/news/1196.html (5) http://www.ausaid.gov.au/media/release.cfm?BC=Media&ID=4503_4991_3576_2680_3727 (6) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/solomon/data.html 政治への発言の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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