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2013.7.22
 
 

2013参議院選挙の争点について[続]…

政党「みどりの風」が何を目指しているのか、全く存じ上げないが、代表が政界引退意向表明とのニュース。党は「役割を終えた」と語ったそうだ。
失礼ながら、これには大笑い。狭い社会で蠢いていると、たいしたことをしていると錯覚してしまう好例。外から見れば、ゴチャゴチャ数合わせで画策している集団にしか映らないが。
早い話、選挙互助会が機能しなかっただけの話。政党補助金無しの互助会組織が不要なのは当たり前。

トンデモ宰相の政治を止めることもできない政治屋さん達を「熱烈」支持するような奇特な人はもう出てくることはあるまい。社会混乱で革命でもおきればそれも又嬉しという方々は別だが。

それは、民主党にも当てはまる。

組織の建て直し中なのだそうだが、それは無理筋だろう。この先は、ノスタルジーの党として生きるしかあるまい。社民党の姿を見ればわかるが、それはそれで結構続く。
と言うか、もう、その路線を軽やかに歩み始めていると考えるべきだろう。それは、参議院比例代表の当選者が僅か7名で、公明、みんな+維新と団栗状態で、しかも落ち目ということを言っているのではない。当選者の顔ぶれが既得権益層代表になってしまったからだ。つまり、「正社員」労組とのシナジー効果を出す選挙互助会機能が失われたということ。この先はジリ貧間違いなし。
 【労働組合系 6名】
  ・自動車、電力、自治体、教職員、情通、電機
 【他 1名】
  ・専門サービス中小企業系(現職)


ちなみに、落選者は以下のような状況。上位4名は労組系3名とご老人。
 【労働組合系 3名】
  ・繊維、鉄鋼、郵便
 【党幹部 3名】
  ・党副代表78歳
  ・党首選に登場可能な重鎮 [82,404票]
  ・マスコミ受けする女性の元党副代表 [49,009票]
 【マスコミ登場系 3名】
  ・タレント的町議出身者 [82,858票]
  ・新政治潮流で登場した元衆院議員 [53,940票]
  ・記者系のインテリ [29,077票]
 以下割愛(最下位は現職。元秘書らしい。[13,178票])


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