■■■■■ 2011.11.7 ■■■■■

  マイコプラズマという用語に久方ぶりに出会った

マイコプラズマという、いかにも古臭い細菌の名前がニュースに出てきたので気になった。海外から持ち込まれたものかなどと邪推をしてしまったのだが、そうではないようだ。
罹患状況データを見たら、なんと都内で大流行中。今の今まで全く知らなかった。

そういえば、咳き込む子供を連れて歩いている親を時々見かける。細菌をバラ蒔いている人達は大勢いそうだ。それを考えれば、大流行は当然の結果かも。

素人の常識では、マクロライド系抗生物質を投与すれば即完治の筈だが、2010年暮からの発症トレンドを見ると、そういうことでもなさそうである。耐性菌の本格的広がりが始まったと考えるのが自然。
厄介極まる。

しかし、大騒ぎしていないところを見ると、今のところ毒性が弱く、急激に重篤な症状を呈することは滅多にないのだろう。
咳と夜中の発熱が続き、徐々に悪化ということか。

そんなこともあり、入院や養生に長期を要することになるののかも。都会の共働き家庭ではどう対処しているのだろうか。実に心配。

(ref.)
定点報告疾病 週報告分 推移グラフ --- マイコプラズマ肺炎/5年間比較 http://survey.tokyo-eiken.go.jp/epidinfo/weeklychart.do
「愛子さまが退院 「マイコプラズマ肺炎」の可能性」 テレビ朝日 11/05 19:37


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