■■■■■ 2012.3.8 ■■■■■

 化石ニュースについて

先日、「3万年前のナデシコ咲いた ロシアの永久凍土で化石発掘」(朝日新聞 2012年2月21日)について、ちょっとふれたのだが、またまた化石ニュース。

今度は中国の内モンゴル。
「大昔のノミ、体長は2センチ 英科学誌に発表」(朝日新聞 2012年3月1日)
ネイチャー電子版を見ての報道のようだ。

はっきり言って、これも、面白ネタに近かろう。それはそれで、息抜きにはなるが。
なにせ、訳のわからぬ生物だらけの、恐竜時代の話なのだから。しかも、この巨大ノミが小型化したのが現存ノミという訳でもなさそうだし。

なぜ、こんなことが気になるかといえば、・・・。
スコットランドの3億5千万年前の化石が凄い!とBBCが騒いでいるからである。

その見出し:
"Borders fossils fill 'gap' in evolution story" --- A collection of fossils described as a breakthrough in the study of evolution is set to be unveiled. (BBC 5 March 2012)

その背景は、ナショナル・ジオグラフィックの古いニュースがわかり易い。どこにワクワク感があるかなどすぐわかる。
"New Fossil: Link Between Fish and Land Animals?" (Bijal P. Trivedi, National Geographic Today July 3, 2002)

英国メディアは本質的に科学好きと言えそう。
一方、日本メディアは情緒的な話に仕上がらないものはお嫌いなのかも。

(当サイトのナデシコについての過去記載) 「極寒世界のニュースからの気付き(20120221)」


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