■■■■■ 2012.4.20 ■■■■■

 チンパンジー研究者の体質

ヒトの特徴である二足歩行の本質が気になるので、関連ニュースはできるだけ眺めることにしているが、ピンキリ状態。ピンは滅多にない。

以下、桐バージョンの例を引用しておこう。:
ふだん4足で歩いているチンパンジーは、貴重な餌を大量に運びたいとき、2本の足で立って歩きがちになることを、京都大など日英米ポルトガルの国際チームが見つけた。

動物園のサル山で、お猿さん達の行動を眺めたことがある人なら、幼児でも知っている行動ではないかと思うが。横取りされたくないから、餌を抱えたりして、二足歩行で急いで逃げサルのである。子供達から欲張り猿と批判されるシーンも珍しいものではなかろう。野生のサルはそんな行動はしないとされているのだろうか。
チンパンジーは猿とは種が違うとはいえ、猿で始終見られる行動を発見したと騒ぐのには驚かされる。猿がいない地域の学者ならともかく、日本人の学者さんがいるにもかかわらず。
科学者の見方と、一般常識の間には深い溝がありそうだ。

このニュース、科学面の署名記事。これまた、なんだかね。

(記事)チンパンジー、欲張ると二足歩行 4カ国研究チーム発表 2012年4月18日15時58分 朝日新聞


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