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「我的漢語」講座第12回 産業 2010.8.20 |
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さて、ニュースを読む話になるが、経済と国際関係のものが主との前提で考えてみようか。 ■通貨→货币■ 字体でおわかりだと思うが、通貨ではなく、貨幣である。従って、電子マネーや外貨も“幣”を用いる。电子货币 外币だ。すでにとりあげたIMFも国际货币基金组织だった。 おまけに、人民币とくる。“元”とはしないようだ。まあ、普通は漢字など使わないでRMBだが。 ところが、他の通貨は“元”。日本元 欧元 美元 港元となるが、なんだかね。“圓”が面倒だからか。 もちろん、現実の纸币の表示文字は“圓”で“元”ではない。当然ながら、記号も¥である。硬貨[硬币]は“角”(真ん中の棒は突き抜ける。)と“分”。「壱分」という単位は、なんとなく江戸町民の壱分銀の世界に引き戻された感じがする。 為替レートは汇率。贴现率は公定歩合。 この場合、変動とは言わないようで、 波动である。そりゃそうだ。 ■度量衡■ ついでに単位を。“mm, cm, m”は毫米 厘米 米。“Km”は“米”ではなく、公里。 ちなみに、インチは英寸。 尚、“W x L x H”だが、宽度・长度・高度である。 面积/体(容)积は当然ながら平方米 立方米を使う。 農地の面積単位“a, ha”は 公亩 公顷。“亩”は言うまでもないが、“畝”である。 リットルは“Km”で想像がつくが、公升。バレルは樽かとおもったら桶だった。 重量だが、“g”は克。“Kg(千克)”になると公斤。ただ、一般の「斤」は500gで、半斤は250gとなる。食品の単位は、たいていはこの1/10の两で50gだ。日本人にとっては、小判の金額が頭に浮かぶのでどうも感あり。“t”は口偏がつく吨。 ■产业■ 中国の株式市場[股市]に関心がある方は産業名称は自然に頭に入っていることだろう。全体をどう整理するかは、人によって違う。将来の読み方如何。 农(農) 牧畜(畜产) 林 水产 鉱 能源(エネルギー) 木材 纤维 服装(アパレル) 金属 铁钢 窑(窯) 水泥(セメント) 瑠璃(硝子) 化学 塑料(プラスチック) 橡胶(ゴム) 机械 汽车 机器人(ロボット) 电机 零件(部品) 信息通讯/信息技术(情報通信/IT) 高新技术(ハイテク) 旅游 餐饮(外食) 媒体(マスコミ) 运输 航空(エアライン) 银行 保险 证券 金融 对冲基金(ヘッジファンド) 建筑 服务行 貿贸[公司] 批卖(卸) 零售(小売) と言うことで、第十二回はこれまで。 |
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