■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[四]■■■
十進法数詞をあらためて眺めたが📖甲(続)。この箇所をスキームという視点で検討すると㊃の記述は秀逸。小篆創成官僚が抱えていた文字候補は色々あったと、指摘しているも同然だからだ。📖四宁叕亞

現代、四の出自は、様々な説明がなされているが、それは小篆創成時期でも同様だったということかも。(甲骨はもっぱら横棒4本。長さや間隔上で差異を表現しているのかについての知見は今一歩。戦国代以後、横棒タイプは急速にマイナー化と見なされているらしいが、籀文は整然と揃えた4本横棒。)
要するに、小篆創成官僚は【数詞用抽象概念】の枠内で最良の文字を探したことになろう。・・・成程感あり。(順列の意味付けが必要となる序詞とは違い、"数"それ自体に系譜性があるので、字体上の連続性を考慮する必要が無いことになる。従って、<4本横棒=一+三 or 二の重疊>といったスキームは不適。)

【単純合算合字説】…合字としては避けるべきタイプと違うか。
  [三+一]
  [二の重疊]
  [一の四疊]
【"four"音当て字】…古代音の推定方法が未確立。現段階、議論は無理では。
  [呼気][四:口中象]
  [鼻水]
【数詞用抽象概念】
  [象四分之形][#503]
  [同上(前駆的異体)]𠃢[古字]
  [四周][#504]/(寧/甯)🅱🆂
  [四疊字体][#505]🅱🆂
  [(四分形字体)][#506]/亜🅱🆂
  [h𠄠h…4分画]…一般的には"回"の異体字とされる。
【計数技術(用具)】…必然的に字体は具象。そこから生まれるイメージが字義であるから、動詞が似つかわしい。
  [指]…4本並び筆書は存在。亖字体からすると両手上下(ニ+二)表示。
  [横算木]…同一長の文字は少なくない。しかし、亖の表記は杜撰過ぎ。
  [縦算木]IIII…用例を見かけない。
【四象@易】
  [卦]…2進法の符号であって文字では無い。
≪創出別字(大字)
  [四的大寫]

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