■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[肉⺼]■■■ ・・・ということで、単字は、字体が象形であっても、その字義は具象としてのモノではなく、そこから生まれた抽象的イメージと考えた。 つまり、心の合字である𦙦の⺼偏は、【臓】器というジャンルの文字であることを示していると見ることになる。つまりこの合字がheartであって、心は本来は心臓という具象を意味していないと考える訳だ。 この⺼偏だが、このジャンル以外もあって、字体を眺めてすぐにいずれに当たるかは自明とは言い難いが、おそらくジャンル判定はそう難しくはなかったのだろう。 "肉"とは、動物の皮の内側にあって、形態を支える骨以外で、内側の臓モツを除いたmeat部分ということだが、上述の様に考えると、それが醸し出すイメージということになる。 ただ、物理的な意味でのmeatとは異なり、祭祀での生贄的な供具であり、それは宴の食と化すのだろうから、料理の材料でもある。従って、コアイメージを担う⺼偏文字は祭祀名称と考えてよいだろう。そこから、肉の種別名称や、生体部位の名称に展開し、さらに、これらからの比喩的用法として、様々な文字が創成されたということでは。・・・ ≪肉/⺼≫[#135]:胾肉[象形]しし📖死肉 腐:爛 胾:大臠 𦛆:騃 𦚙:食所遺 ≪歺≫𣧻:禽獸所食餘 【⿰⺼ジャンル】 【孕】 腜肧胎 【祭名】<周曰:繹 商曰:肜 夏曰:復胙━祭名まつり> 臘膢脁胙 (太僕祭肜) 【肉名】{胙↑}{𦝭} 𦠄脟胂脢臞腬䏟膘脼腥䐑膾腌膞腏肰 隋𢿱 【醢醬】腝肍脠𦜟 肍ししびしお 胥 【干】 脯脩膎膊腊 (e.g. 𦘫[冎bone+肉meat]→肯[止+月]) ≪筋≫[#135]:肉之力 【臓】 肺脾肝 「𦙦」 腎 脳腸肛膵/胰胆(膀胱)[腺][膜] 【→府】膽脘 胃 【部位】腹胸肐肱胳肘腕䏔䏚腰膝肢脛肘股胯肋脗𦙷 (肌) 肩背脊 臚肫 脣 ≪冎⇒骨≫ 冎[#133]:剔人肉置其骨[象形 頭隆骨] 骨[#134]:肉之覈 【骨】肊肋胅 肖 ⿱ 脣(≒唇):項くちびる 肓:心上鬲下むなもと 膏:𦘺あぶら 背:𦟝せ→そむく 脊せ 肩かた 𦙪:髆[象形]かいがらぼね 膺:胷むな 脅:兩𦜶 →脇 臂:手上ひじ [腎]:水藏[臤(firm@堅 or wise@賢)] →𦛒 [胃] →𦝩 脘:胃府 胵:鳥胃 肶牛胃 胄(≒伷):𦙍 䏌(≒佾):振䏌 𪗇:𦚚𪗇 →(臍へそ) 胤/𦞩:子孫相承續[肉+八 象其長 幺…象重累] ⿰ 肘:臂節ひじ 胳:亦下ひじ 肱ひじ 䏔ひじ 胠:亦下わきのした 肐わきのした 腕うで 胑/肢:體四胑てあし 膝ひざ 脛:胻すね/はぎ 腳:脛 胻:脛耑 腓:脛腨 股:髀また/もも 胯:股 腰こし 𦙷しり 胸むな 肋あばらぼね 腹:厚はら 肚はら 肑したばら 䏚わきばら 腸:大小腸(はら)わた 腨:腓腸 膫:牛腸脂 (䏿:肥腸) 肛しりあな 臚はだ 膚はだ) 肌はだ 脗くちびる [肺] [脾] [肝]きも 肫すなぎも (C) 2026 RandDManagement.com →HOME |