■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[㲋萈]■■■
四足動物文字のウサギ系3文字の字体関連性が今一歩しっくりこないので、重複もあるが、補足。
㲋/([篆文]𠜌)[𠮥+比]

兔[𠮥+{儿(丿+⺃)+丶}]

萈[𥄕(⻀+目)+{儿+丶}[兔足]] :山羊細角者
  ェ/(寛):屋ェ大spacious
本筋から言えば、萈の字義文字は𦏊で羊系。しかし、{儿+丶}と表記されるので、この箇所に入れざるを得ないということのようだ。"寛"が良く使われていたこともあるし。

・・・伽藍的廟内に、巫と、犠にされずに付き従うこの動物だけが存在する様子を"寛"と読むのだろう。(羊系は頑固な性情だが、孤立させるとヒトに特別に懐く個体が少なくない。)
言うまでもないが、巫によって、原告と被告のどちらが正当か角で示させることが、裁判だったという時代背景があると見てのこと。(小篆創成期での扱いはどうなっていたのかは定かではないが。)

ウサギ文字は異体が多く、よくわからないところがある。
📖兔しかし、デザイン規律が存在しているようには映る。上部は、角"⻀"ではなく、耳"⺈"(→刀)。草冠"艸"は別途追加。(現代の兔とはアナウサギで、野原棲息生種とは異なることが示されているとも言える訳で。)・・・
  【菟】[艸+兔]

㲋もウサギで、毛が灰色系(倭語の様にグレー系色彩はとされることもある。)と考えることもできる。ただ、注目を浴びているのだから、かなりの大型だろう。(毚を旁にする文字が多いので、ウサギ2分類が存在したのかも。)

【補】📖兔
兔/𪞁:獸名[象踞 後其尾形 兔頭與㲋頭同]
   逸:失[辵+兔 兔謾訑善逃]
   冤:屈[兔+冂 兔在冂下 不得走 益屈折]
   婏:兔子 婏 疾
   𠓗:疾[三兔]
   㕙:狡兔
 ≪虎≫䖘/𧇢:楚人謂虎爲烏䖘  (於菟/於䖘/烏䖘=老虎)
 [others]𭀰 堍 㭸 䨲 鵵 寃 𠒢
 :n.a.
   (📖 菟葵…cheeseweed or (磯巾着sea anemone)
     菟絲子…根無葛dodder)
:獸 似兔 青色而大[象形 頭與兔同 足與鹿同]
   毚:狡兔 兔之駿者
   𣬕:獸名
   𣬎:獸 似牲牲
 ≪木≫𣗸:木葉陊
 ≪言≫:譖
 ≪糸≫:帛雀頭色 纔 淺
 [others]巉 㚟

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