■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[米]■■■
米🅱㊎🆂=riceと何の疑問もなく考えてしまうが、極めて曖昧で広範囲な字義を持っている文字だ。自然にそうなるとは思えず、穀類総称的用語として使われていたと見た方がよさそう。
小篆創成段階では、穀類の代表は粟と推定されるというのが、「說文解字」の見解と考えることになる。

おそらく、粟米、稲米、稗米という2文字で作物の種類を規定したかったのだろうが、必要な用語が極めて多いので、一文字化必至ということだろう。稲は水と天候で好条件に恵まれると、膨大な収量が得られ、しかも貯蔵性に優れているので、一気に代表の座に躍り出たということか。

更に、忘れてならないのが、栽培利用技術の絶え間なき発展。当然、"米"をコンポーネンツにしている文字が膨大に創出されることになる。もちろん、その多くは、不要となって捨て去られる運命だが。
この状況を想定すれば、字体から字義が容易に推定できる様に創字されているに違いない。場合によっては、話語の文字表記という流れでなく、創成文字による新語彙誕生もありえよう。

≪米≫:粟實[象禾實之形]
📖木group
 ⿰𥼚䊪精(��)粺粗粒𥼶糂䊤糟𥼓糗糈糧(粮)
   粈䊮𥽘粹(粋)䉺粉䊎䊝䊳粻粕粔籹糉糖
  [籵粁籾粍料粃粐粘粧粭粫粡粨粳糀粽糊糎糅糘糒糢糠糯糲]
     ≪頁≫頪
 ⿱粱粲䉾糱糪䊆𥻦  [粂粟粢]
     ≪火≫燦 ≪鹿≫麋 ≪网≫䍘/𦊮
 糜
 𥹆  [糞]
 𥶶
 氣【→気】  ≪气≫_   ≪心≫愾
 𥩓
≪鬯≫ 𩰪 𩰤 𩰢
≪毇≫ 糳  ≪禾≫穀/[糓] [𥞪]=米
≪㝱≫㝥  ≪日≫㬥  ≪䰜≫鬻 [粥]
≪勹≫匊 ≪艸≫菊 ≪革≫鞠   [掬 麹]
≪辵≫迷  ≪言≫謎  ≪目≫眯/[𥅼]
≪斗≫料/𥸾
┌含偽米
│≪糸≫䋛 彝(≒彜)  繼【→継】
│         斷【→断】
│≪攴≫敉      數【→数】
│        ≪木≫樓【→楼】
│≪艸≫藪【→薮】
│≪尸≫屢【→屡】 [屎]
│≪齒≫【→歯】
│≪炎≫㷠→粦 ≪心≫憐 ≪魚≫鱗 ≪鹿≫麟 ≪邑≫鄰/(隣)  [燐]
└
≪釆≫ 番[畨] 宷 悉 釋/(釈)
   ≪虫≫蟋      [釉 竊]
   ≪手≫播 ≪巾≫幡 ≪艸≫蕃 藩 ≪水≫潘 瀋
    ≪火≫燔 ≪羽≫翻 ≪㫃≫旛 ≪糸≫繙 ≪虫≫蟠
            [審 旙 膰 鐇 飜 鷭]
   ≪土≫墺 ≪水≫澳 ≪火≫燠 ≪衣≫襖  [奧 懊 礇]
≪宀≫奥   ≪竹≫䉛   [粤]
≪𠧪≫𥻆
[𫂱][粛 渊 繍]
[𥸫]
≪犬≫類/类
≪出≫糶/粜 ≪入≫糴/籴

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