麺の「まるべん」を眺めて(20130709)

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2013.7.9

麺の「まるべん」を眺めて…

弁当本を執筆されている方のブログ「まるべん」を眺めて、目が点に。

【その１】　「目玉焼きそべん」 [2013.06.14]
確かに、"かんたんにできる"し、"丸いお弁当"ではある。
帰宅途中で、コンビニの焼きそば、３個入り一袋￥１５０を購入。ついでに、猫用おやつ２袋￥２００も入手された由。ヒトより猫を慮った生活らしい。まあ、猫君は焼きソバは食べないだろうから致し方あるまい。
見たところ、具は、赤と緑のピーマン(赤はパプリカかも)、もやし、タマネギと人参といったところか。その上に目玉焼き。
過去をチラ見したら、「ふわたま焼きそば弁」 [2013.02.01] も。こちらの場合は"ご飯がなかったため"、残っていた麺利用とのこと。具は、キャベツ、ねぎ、人参、ウィンナーで、トッピングがふわふわ卵。卵好きなのだろうか。
「焼きそ弁」 [2013.01.17] もある。これは、爆発目玉焼きケチャップのせ。焼きそばの粉ソースが甘めなので、通勤途中でパンを買い、それに挟むつもりとか。
ホホー。
コンビニ弁当で、ソース焼きそばを見かけるが、結構好まれている訳だ。

【その２】　「ひやちゅう弁」 [2013.06.05]
具は４つ。薄焼き卵、ミニトマト、胡瓜、そして鶏胸肉。
驚きの手法："胸肉を1cmくらいの厚さにそぎぎりにして、お皿かフライパンに並べて、上からヤカンの沸かした湯をまわしかけ。裏返してまわしかけ。しばし放置。"ササミならわからぬでもないが、その程度の殺菌で大丈夫な商品なのか。猫へのおすそわけを考えての調理方法なのだろうが。
おなじ項目 [2013.03.18] があり、「あーなんか冷やし中華でも食べたいかも」となったそうだから、なんとしても作るゾとなってしまうのかも。こちらは、薄焼き卵、ミニトマト、胡瓜に、ほうれん草。さらに、海老とスナップエンドウ。この2品は卵と共に猫用でもある。
ムムー。
猫の食餌を考えながらの弁当作り。それが、楽しくもありか。ただ、いささか厄介。

【その３】　「肉味噌麺弁」 [2013.06.04]
昨日の麻婆茄子の肉味噌のあまりの利用。麺はスーパーで売ってる冷やし中華。胡瓜とミニトマト。"朝ごはんも同じもの。"
「焼きうどん弁」 [2013.02.19] でも、"2/3を弁当に、1/3を朝飯に。"しかも、昨日の夜ご飯も焼きうどん。
フーム。
麺好きということか。

ご飯を炊いてない場合、麺だと数分で調理が済むから、この手の食事を追及するのはわからぬ訳ではない。そのてっとり早さに惹かれるのは無理もなかろう。
でも、冷めたものを電子レンジで暖めて食べるとかするならわかるが、それなしで美味しく頂くのは、なかなか難いのでは。それよりは、・・・と思わず考えてしまう。

スパゲッティ、中華麺、饂飩の弁当はできれば避けた方がよかろう。麺が延びて、互いに融着してベトベト感が生まれ、暑いときはその食感がえらく気になるから。
ただ、細麺である、カッペリーニと素麺は別。茹で時間２分程度だから、時間をセーブしたい時は悪くないチョイス。ボケーしていてグズグズにしないように注意が必要な位で、短時間勝負である。食べられる状態になったと見たらすぐに水洗い。時間をかける必要はないが、徹底的に冷水中で泳がす要あり。そして、よく水切りしてからオリーブオイルをまぶす。これを怠ると融着してしまう。
麺以外は別容器に入れよう。固形の具なら麺の上に載せでもかまわないが。当然ながら、食べる直前にすべてを一緒にする手間が必要だが、どうということはなかろう。尚、冷たさを味わう"料理"だから、保冷剤をつけて運んだ方が良いのは言うまでもない。

それこそ、茹でたカッペリーニに生バジルとレトルトパウチソースという手もある。これほど簡単な"料理"はなかろう。これに、冷蔵庫に入っている自家製セロリの酢漬けや６Ｐチーズ、さらにナイフで皮を剥いたオレンジでもつければ、それなりの昼食になるではないか。コストにしても上記とさほどの違いはあるまい。

ハイキングで自作弁当を食べていると、私にはとってもできないと語るオジサンに出会ったりするが、それは食事に興味が無いだけの話。なんの難しさもない。
朝はパン食なのでハイキングに出発しようという気が突然起きても、そこから弁当作りをすると時間がかかるのでとうてい無理と考える人もいようが、それなら乾麺にすればよいのである。それはチョットというなら、冷凍ご飯のストックさえあればなんとでもなると思うが。
どうかナ。【→高尾山ハイキング用弁当の設計(20130617)】

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