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オジサンのための料理講座  ↓イラスト (C) SweetRoom

2015.12.15

苺の食べ方は限られる…

12月になると、苺が矢鱈に店頭に並ぶようになる。イチゴーの日は師走ということだろうか。以前、22日がイチゴパフェの日だと聞いたことがあるが、どうなっているのだろうか。(カレンダー上では苺の上に22が乗るから。)
品種競争も激しいようだが、一面苺の様相を呈する場合さえあるから、苺好きの人だらけなのだろう。

小生も好きではあるが、その対象はもっぱら小粒の苺。もちろん、蔕をとって丸のママの生食。
しかし、最近は、そのような苺には滅多にお目にかかれなくなった。大きい実しか売れないから致し方なかろう。なにせ、この手の果物は低価格の上に傷み易いから小売店泣かせ。
だからこその、小粒の良さなのだが。苺は、朝の一番摘みをその場で食べるのがが最高で、そこから時間が経てばドンドン質は落ちるからだ。
もっとも、そんなことを感じさせない品種開発が続いてきたということ。

以前は、見つけた時に大量購入し、無ペクチン的砂糖煮のコンフィチュール擬きを作っておき、それを使ったゼリーを楽しんだりしたもの。それもできなくなってしまい残念至極。

そう言えば、米国生鮮輸入ものはどうなのだろう。
確か、「Driscoll's」。価格はリーズナブル。傷みにくいだけのことはあり、食感が随分と違うが。

しかたなく、苺は標準品を購入することになるが、生食好みにとっては、なかなか美味しい食べ方が思いつかない。コンデンスミルクで食べることもあるが、余りのらない。生クリームはコース料理のデザートで出てきても、残すくらいだし。
一時人気を博したのは淳一方式である。蜂蜜とブランデーにレモンの香りというもの。お洒落感覚が受けたのだろうか。
小生の場合は、残り物の白ワインに縦4分割した苺を入れ、冷蔵庫にしばらく入れてから食す方式。
マ、その程度か。

ただ、冷凍しておいたものなら、シャンパングラスに一粒入れて、安価なスパークリングワインを注ぐのも一興。もっとも、トルコからの輸入冷凍品の方が香りが強いので、そちらの方が素敵。農産物はバラつきがあるから、そう言えるとも限らぬが。

こうした冷凍モノは、拙宅では毎日のプレインヨーグルトのトッピングに使っている。一番多いのはラズベリー。次がブルーベリーで、苺はそれらが切れた時用の予備に近い。

(ご参考:当サイト過去記載頁)
→「Blueberryの話」]2009.4.7]
→「Berryの定義とは」 [2014.3.30]

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