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魚の話 2008年5月23日 |
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いっとうだい の話…億年の 歴史を示す 一刀彩彩りの鮮やかさは、繁栄する鈴木家を避けて、潜行したからか 一等鯛と書いてあるウエブもあるが、どう考えても一刀鯛だろう。 触るだけで手が切れそうな硬い棘のような鰭が目立つ魚だからである。 深海に棲むというのに、海上にあがっても、姿勢を変えず凛々しく、赤と白の鱗が光り輝く。実に美しい。 金魚を武者に仕立てた風情と言ったらよいだろうか。 ダイバーに言わせると、正面から両眼でじっと見据える性格だそうで、用心深いが、真剣勝負の意気込みを感じるとか。 いかにも熱帯魚という感じもしないでもないが、これぞ日本の魚と応援したいところだ。 → 萩原魚仙画: 「イットウダイ 」 [Glover Atlas] (C) 長崎大学図書館 当然ながら、骨太。鱗もガチガチ。 いかにも調理が面倒そうだから、避けるかと思いきや、これが大間違い。沖縄では、底延縄の漁獲物として人気があるそうだ。(1) もちろん、イットウダイといっても様々な種類があるようだが、呼び名はすべてアカユー(赤魚)で済ませるらしい。調理すれば、たいした差がでないから、細かなことは気にしないのだろうか。 ただ、近縁の赤松毬だけは、特別にミンタマーアカユーと呼んでいるようだ。(2)余りに、硬いということで、区別しているのかも。 まあ、伊豆でいえば金目鯛に当たる魚だから、調理の基本は煮付け。もっとも、沖縄の場合は泡盛にあわせるのだろうから、唐揚も多そうだ。 キンメダイ >>> [2007年2月23日] 以外のお仲間としては、色々あるようだが、(3)オニキンメ、エビスダイ、マツカサウオ>>> [2007年11月9日]、ヒウチウオ、といったところか。 --- 参照 --- (1) 沖縄の漁業 底延縄& 底立延縄漁業 http://www010.upp.so-net.ne.jp/sanpaku/03008sokohae.html (2) 沖縄美ら海水族館 美ら海図鑑 アカマツカサ http://www.kaiyouhaku.com/pict_data/06.html (3) http://epp.eps.nagoya-u.ac.jp/~seicoro/bio/osteich.html (刀のイラスト) (C) MusashinokamiYoroshi 戦国サプリメント 戦国未満 http://www.sengokumiman.join-us.jp/index.htm 「魚」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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