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2008.10.14 |
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苦萵苣の話…エンダイブ えぐい苦さに すぐに飽き 大人の味は嫌われるようだ。 エンダイブ[Endive]は、サニーレタスの隣に並んでいる縮れ葉の野菜。お蔭で、改良種と見がちだが、異なる野菜だそうである。 → 「萵苣 」 (2008年1月15日) もっとも、そのことは、食べればすぐにわかる。春菊系のほろ苦い味を感じるからだ。 そこで、レタスの萵苣にたいして、苦萵苣とか、菊萵苣いう名前をつけているようだ。漢字名があるのだから、相当昔に日本にやってきたのだろうが、さっぱり普及しなかったのだろう。(1) この野菜、苦味といっても、それはもっぱら外側の緑色のところ。内側の白い部分はほとんど苦味がないから、もう少し食べてもらえるようになってもよさそうに思うのだが。 おそらく、一番の問題は、エンダイブだけのサラダは食べないという点だろう。他の野菜の引き立て役として使うようなものだから、使ってみる気がしないということだろう。 小生は、この苦味は結構すきだか、この野菜の問題は、冷蔵庫にいれておくと、萎れ易い点。もっとも、新鮮でなかったものを購入させられている可能性もあるから、この野菜の特徴ではないかも知れないが。 それに、一株が結構大きいから、すぐに使い切れないということもあるが。 ともあれ、シャキシャキした食感が失われてしまうと、サラダに使う意味が薄いので、がっかりさせられるのである。 ところが、冷水に漬けておくと不思議と復活してくる。なかなか丈夫なのである。 そんなところが、欧州で人気の原因と睨んでいるのだが。 --- 参照 --- (1) 「新野菜の食卓浸透度アンケート 食卓における野菜の浸透度調査より」 日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンク 1997年 http://www.jmar.biz/hot/pdf/hotanq04.pdf 2003年の同様な調査でのプレスリリースにはエンダイブは登場していない。 (写真) [Wikipedia] (C) Allamakee Democrat http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Endive.jpg 「食」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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