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2009.9.15
 
 


Zucchiniの話…


  イタリアン 好ッきィに欠かせぬ 塩油

  精製しすぎていない塩と、オリーブオイルだけでも十分美味しい。
  ところで、濃緑色で輝くズッキーニばかりで、黄色は滅多に見かけないのは何故なのだろう。

〜 水分量 〜
[100g当たり]
きゅうり 95.4g
しろうり 95.3g
とうがん 95.3g
ズッキーニ 94.9g
にがうり 94.4g
とまと 94.0g
なす 93.2g
黄ピーマン 92.0g
赤ピーマン 91.1g
 ズッキーニは日本で市民権を得たようで、常に売られるようになってきた。キュウリ同様にほとんど水の野菜だが、身は少し締まっている。同じように水気が多い、トマト、パプリカ類と一緒にラタトゥイユにすると絶妙。
 胡瓜・茄子・トマトは年中出回るが、ズッキーニは今のところ夏野菜のようだ。それが嬉しい。

 と言うのは、今年は、どうした訳か、地場品が大量入荷したから。実に、廉価で、重さ比較では、胡瓜並み。

 お陰で、沢山作って、よく食べた。採れたて野菜はいくらでも胃に入るものなのかも。
 日持ちするように皮が硬くなる一方で不味くなったキュウリとは違い、こちらはもともと皮が硬いのも利点だ。
 しかも、皮が硬くて水分が多いのに、煮なくても美味しく食べられる。それこそ、切って軽く焼くだけでも、美味しい一品。優れた野菜だ。
 こんな野菜を高級品として扱うのはどうかしている。

 東京のイタリアンレストランでは、花ズッキーニのフリッタがメニューに載るが、スーパーでは実しか登場しないのが、一寸残念ではあった。日持ちしないのだろう。

 この野菜、ウリ科でカボチャの一種と言われているが、蔓は無い。
  → 「南瓜」 (2007.7.24)

 実が未熟なうちに収穫するため、カボチャの食感が生まれないということなのだろうか。形は瓜だが、食感はどう見てもナスである。そんなところが、ナス・トマトと合うのかも知れぬ。
 ところで、剪定せずにおくと、カボチャ大に育つのだろうか。はたまた腐ってしまうのか。

 --- 参照 ---
(食品成分表のデータ)
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06065_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06106_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06174_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06116_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06205_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06182_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06191_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06249_5
  http://fooddb.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06247_5
(summer squashの写真) [Wikipedia] photo by USDA
  http://fr.wikipedia.org/wiki/Fichier:USDA_summer_squash.jpg


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