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■■■ 「古事記」解釈 [2023.8.23] ■■■
[784] 太安万侶:「漢倭辞典」🆆🆈[母]動詞
📖🅺動詞<語頭K音の1拍語幹><活用語尾k音系>、📖🆂動詞<語頭S音の1拍語幹><活用語尾s音系>、📖🆃動詞<語頭T音の1拍語幹><活用語尾t音系>、📖🅷動詞<語頭H音の1拍語幹><活用語尾h音系>、📖🅼動詞<語頭М音の1拍語幹><活用語尾m音系>、📖🅽動詞<語頭N音の1拍語幹><活用語尾n音系>、📖🆁動詞<語頭R音の1拍語幹><活用語尾r音系>、に引き続いて、🆆🆈[母音]動詞<語頭W・Y・[母音]音の1拍語幹><活用語尾w・y・[母音]音系>。

W動詞はよくわからない。・・・ワ行の<Wi><We>音は表記だけ<ゐ><ゑ>が存在していながら、発音としては単独母音<い><え>。全くの意義不明としか言いようがあるまい。その上、<Wu>音は、単独母音<う>が充当されており、無方針そのもの。どうこじつけようが、一意性なき表音記号であり、便利というだけの場当たり的な設定以外のなにものでもなかろう。
この様な状態で、動詞活用の世界にW音を持ち込むのは無理あり過ぎ。

そもそも、母音には甲乙類の区別が存在しているのだから、8母音とすべきだろうが、発音の違いは想像の世界でしかないし、もともとその存在に気付かなかった位だから、本当に発音の違いが存在したのかという疑問を投げかけられても、それに応える術はない。
<ゐ><ゑ>は<Wi><We>ではなく、その様な母音であると考えることもできる。Y行には<Yi><Ye>対応表記は欠落しており、裸の母音<い><え>が入るのだから。
 母… あ い う え お
 Y… や い ゆ え よ
 W… わ ゐ う ゑ を

≪W動詞≫
-----【四段正格活用】__a __i __u __u __e __e
沸わく 非使用
招をく 非使用
食をす_27
酔ゑふ__3
終をふ__1
笑ゑむ 非使用
割わる__1
彫ゑる 非使用
折をる__7
-----【上一段正格活用】__i __i iru iru ire iyo
居ゐる_27
率ゐる_15
-----【上二段正格活用】__i __i __u uru ure iyo
侘わぶ 非使用
(居う_)
-----【下二段正格活用】__e __e __u uru ure eyo
分わく__9
瘁をる 非使用
(割わる)
(折をる)
植うう__2
飢うう 非使用
蹴くう 非使用
据すう 非使用

≪u動詞≫ …子音無しの"超"例外的存在。類例無しとされる。
-----【下二段正格活用】__e __e __u uru ure eyo
得う__51
≪[母]動詞≫ ≪u動詞≫含む
-----【四段正格活用】__a __i __u __u __e __e
明あく_19
行いく_74
浮うく_14
置おく_25
押おす_33
打うつ_24
合あふ_21
言いふ117
負おふ_19
帶/帯おぶ_34
忌いむ__6
倦うむ 非使用
入いる116
選える__1
-----【上一段正格活用】__i __i iru iru ire iyo
−
-----【上二段正格活用】__i __i __u uru ure iyo
生いく229
起おく_11
落おつ_15
怖おづ 非使用
(生おふ)
浴あぶ__2
(帯おぶ)
(浴あむ)
老おゆ_20
下おる287(__1)
-----【下二段正格活用】__e __e __u uru ure eyo
明あく_19
(生いく)
受うく_59
上あぐ226
穿うぐ__4
褪あす 非使用
失うす__8
当あつ_30
凍いつ 非使用
棄うつ_20(__1)
出いづ105
寝いぬ_17
和あふ157(147)
(怖おむ)
肖あゆ 非使用
癒いゆ 非使用
荒ある_17
入いる116
愚おる 非使用
植うう__2

≪i動詞≫ or ≪Y動詞≫
  …通常後者(金田一春彦辞典以後)。大槻文法は前者。判定のつけようがない。
-----【上一段正格活用】__i __i iru iru ire iyo
射いる_12
鋳いる 非使用

≪Y動詞≫
-----【上二段正格活用】__i __i __u uru ure iyo
老おゆ_20
悔くゆ__2
臥こゆ__2
-----【下二段正格活用】__e __e __u uru ure eyo
肖あゆ 非使用
癒いゆ 非使用
離かゆ_10
消きゆ 非使用
崩くゆ_29
越こゆ_10
冴さゆ 非使用
(据すゆ)
絶たゆ__5
潰つゆ 非使用
萎なゆ__4
映はゆ 非使用
冷ひゆ 非使用
振ふゆ_17
吠ほゆ 非使用
見みゆ113
燃もゆ 非使用
瘁をゆ 非使用

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