■■■ 「古事記」叙事的訓読  ■■■
㊦⑳[御子]穴穗御子㊆大長谷王射落市邊之忍齒王
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6 自→茲ここ←より以後のち(○)
7  淡海あふみ之の佐々紀ささき
   山やま_(の)君きみ之の祖おや
7    名な_は韓帒からふくろ
3 白まを-す(○○)
 「
4   淡海あふみ之の(○○)
6    くた綿にしき之の(○)
7     蚊屋野かやの_に多さはに
5      在→➰猪鹿しし←あ-り_て
2   其そ_の(○○○)
7    立たちたる足あし者は
7      如→荻原をぎはら_の←ごと
7     指さし擧あぐ角つの者は
7      如→枯樹からき_の←ごとし
            」

4此こ_の時とき(○)
5 相率→➰市いち_の邊へ之の
7  忍齒おしは_の王みこ_を
5   ←あひひきゐ_(て)
4   幸行→➰淡海あふみ_に(○)
5     ←いでま-し_て 到→➰其そ_の
6       野の_に←いたれ者ば(○)
7  各おのおの異こと_に
5    作→➰假宮かりみや_を
4    ←つく-り 而て(○)
5        宿ね_たまひ_き
3 爾ここに(○○)
5 明旦あくるあさ
5  未いまだ⇔日ひ_は
7    出い-で⇔ざり之し時とき
5 忍齒おしは_(の)王みこ
3  以もちて(○○)
5   平たひらか_な
7    心こころ_(の)隨まにまに
5     乘→➰御馬みま_(に)←のり_て
6     到立→➰大長谷おほはつせ_の(○)
3       王みこ_の(○○)
5        仮宮かりみや之の
4         傍ほとり_に(○)
7          ←いた-り・たた-し 而て

7 詔→➰其そ_の大長谷おほはつせ_(の)
3      王子みこ之の(○○)
6       御伴人みともひと_に(○)
5          
←のたまはく

 「
6   未いまだ⇔寤めさめ(○)
5     坐ましまさ⇔ず
3      早はやく(○○)
5       可→白まを-す←べ-し 也ー
5    ≪夜よ_は既すでに
5     曙あ-け訖をへり
6     可→幸→*➰獦かり_の庭には_に(○)
6     *←いでま-す←べし(○)≫
        」
4 乃すなはち(○)
7 進→➰馬みま_を
←すすめ
_て
5  出い-で行ゆ-き_き

5 爾ここに 侍→➰其そ_の
5  大長谷おほはつせ_(の)
3   王みこ之の(○○)
5    御所みところ_に
4     ←はべ-り_し(○)
7       人ひと等ども白まをす
 「
7   うたて物もの云いふ
4      王子みこ 故ゆゑ(○)
4     應→愼つつしみ(○)
5       _たまふ←べし
6   亦また 宜よろし_く(○)
5    堅→➰御身おほみみ_を
6     ←かた-め_たまへ(○)
        」

4 卽すなはち(○)
7 衣ころも_の中なか_に
7  服→➰甲かぶと_を←つ-け_て
4   取佩→➰弓矢ゆみや_を(○)
5    ←と-り・はか-し_(て)
5     乘→➰馬みま_に←の-り_(て)
7      出い-で行ゆ-き_たまひ_(て)
6 倐忽たちまち之の間ま(○)
7  自おの_が馬みま往ゆ-き
4   雙ならび_て(○)
7    拔→➰矢や_を←ぬ-き_て射落→➰其そ_の
7      忍齒おしは_の王みこ_を
5       ←い・おと-し
_き
6 乃すなはち 亦また(○)
7  切→➰其そ_の身み_を←き-り_て
7     入→➰於→馬樎うまぶね←に←い-れ
6      與→土つち←と等とも_に(○)
7          埋うづ-め_たまひき

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