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■■■■■ 2014.4.7 ■■■■■


STAP細胞に賭けるの?

理研の最終報告でのマスコミの大騒ぎぶりには呆れたが、ようやく沈静化したようだ。
もともと、どんな調査をしようが、STAP細胞の真偽に踏み込める訳がない。再現性は「所内」でさえ、まともに確認されていないらしいし、どの細胞由来かも判然としないようだから。

ただ、大笑いさせて頂いた。「改竄と捏造があった」との指摘に対して、当人が「悪意のない間違い」と弁明したとされるから。
ソリャ、その場限りの実験を繰り返し、上層部が大喜びそうなデータを適当に報告することだけに注力していたようだから、その通りである。
  ・電気泳動画像が切り張り
   お化粧だろうが、美しく見えるにこしたことなし。
  ・万能性を示す画像が博士論文写真に酷似
   なんだろうが、コリャ凄いと見えるものが一番。

それはともかく、理研は、STAP細胞の存在に賭けるようだ。巨額な研究費を投入し、ほぼ1年かけて再現性を確認するという。
壮大な無駄に終わらねばよいが。
本当に信じているのなら仕事は面白かろうが、面子でやるとしたらえらいこと。貴重な頭脳の無駄遣いでは済まないからだ。下らない仕事を、義務として遂行するだけの日々を送れば、それ以後、創造性が発揮できなくなってしまう可能性が高いからである。
ビジネスマンだったら、そんな危うい賭けに乗らないものだが。実験ノートがまともなものでないらしいから、ペテント臭紛々だが、知的所有権が確立しそうなら、どう転んだところでかまわない訳だし。従って、何を言われようが、管理不行き届きということで、謝りに謝って知らん顔をするのが一番の気がするが、どうなのかネ。
  常識的にはSTAP説は消滅 [2014.3.14]

そもそも、素人にはさっぱり合点がいかない説なのである。STAP細胞が、ES細胞のようにもなるとされているからだ。もともとは増殖が難しいらしいが、条件によって可能になるという。ココがえらくひっかかる。
何故って、実験には好都合な細胞が生まれるという重要な発見なのだが、そこら辺りをいくらつっついたところで、STAP細胞の真偽とは直接関係しないからだ。おかしい部分だらけだという以上の指摘は無理である。まあ、一般常識的には、その手の話はゴミ箱行きではあるが、科学の領域では、それはやってはいけないこと。

ここらが一体どうなっているのか、はっきり語って欲しいものである。
それができるのは、若山照彦山梨大教授。
なにせ、報道を読む限り、「再現性」を自ら確認した理研唯一の研究者なのだから。言うまでも無いが、若山教授とは、NatureやScienceに執筆論文が掲載されている著名な分子生物学者である。その人が「真」とのお墨付きを与えたのだから、そりゃ、誰だってSTAP細胞が存在すると考えて当たり前。・・・
  「昨年(2013年)2月くらいに、
  小保方氏に横についてもらって
  作り方を教わり、
  1回だけ成功した
」。

ところが、驚くことに、その方が、平然と言い放ったのである。
  「信用できなくなった」と。

ペテンにひっかかったと言い出しているようにも聞こえるが、一体、どういう意味なのだろうか。
この方が状況を説明してくれない限り、闇は深いまま。

(産経新聞ニュース・・・"生情報"が逐一掲載されている.)
小保方氏“徹底抗戦” 「とても承服できません」 2014.4.1 13:09
「小保方氏一人がやった」理研会見、主なやりとり 2014.4.1 22:43
STAP細胞 「信じてやってきたので悲しい」 若山照彦山梨大教授の一問一答 2014.3.10 23:35
「感動で全身が震えた」 新型万能細胞「STAP」 若山照彦・山梨大教授に聞く 2014.2.17 08:07


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