■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[子了]■■■
いかにも嬰児らしき字体の小篆があるが、釋義の成り立ちは自明では無い。
子   #525🅱㊎🆂:十一月 陽气動 萬物滋 人以爲偁[象形]
├┬┬┐
了│││#526🆂:尦[子無臂 象形]
 孨││#527🆂:謹[三子]
  𠫓#528:不順忽出[到子 不孝子突出 不容於内] 
📖玄𠫓
   - 十二支系列 -

【子】
"子"の字体は幼児の象形だろうが、「說文解字」の字義は十二支の十一月とされている。称号としても使われているが、秦王朝の公式文章で用いる場合は十二支用語ということになろう。
一般文字として、単純な幼児の意味で使われることは無く、宗族社会に於ける地位身分を意味する語彙となる。
  字:乳[子在宀下] …おそらく初乳儀礼@宗廟 ⇒ 生育後"あざな"儀礼
     (宗族内での位置付けを定める人生通過儀礼)
【了】
a baby[子] without arms@初生的嬰兒
└→(bent hands)→entangled legs
   尦≒#394≪尣≫尥🆂:行脛相交[尣+勺]聲牛行腳相交爲尦
 ↓tied
finish(completed action)
・・・元議不詳とすべき文字。諸説紛々の筈。字体からは、"おくるみ"か"両手無し"という2つの見方があるという以上では無い。所属文字からすると、手喪失を意味していそうではあるものの。しかし、そこから完了の意味につながる理屈は強引なストーリーを創作して説明するしか手はあるまい。現代語の基本形は助詞であるし。
【孨】
cautious"つつしむ"
cowardly"よわい"
orphan"みなしご"

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