■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[十二支@系譜]■■■ しかし、それは帝国の独裁体制あっての話。統治の基盤はあくまでも軍事力。その観点からすれば、干支とは攻撃態勢の方向時刻指示用語ということになろう。ただ、これらの字体がそれを示唆している訳では無い。 と云うか、数及び干支は、系譜の付録あるいは補遺に映る様に配置されている。特に、紛れも無く数(1st〜10th)としての用例しかない十干は、字体から即座に数とは判断できかねるだけでなく、10文字に字体上の関連性があるとも思えないから、字体系譜の書として打ち出している以上、問題があろう。(読解がなされているものの、諸説バラバラでさっぱり分からない。)📖 「說文解字」の釈は筋が通っているものの、納得性が高いとは言いかねる。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 出 奮 明 大 豐 理 斂 悉 懷 陳 甲 軋 炳 盛 楙 紀 更 新 任 揆 故陰陽之施化 萬物之終始 @「史書」卷二十一律曆志第一 @「說文解字」 萌 尚 炳 丁 拘 辟 有 孰 戰 流 動 彊 然 實 絞 藏 實 金 者 入 詘 剛 接 上記にはたいした意味は無いが、同様に十二支📖でまとめてみると、それなりに字体が示唆するgroupが見えて来る。・・・ 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 此陰陽合�コ 氣鐘於子 化生萬物者也 故: 孳 紐 引 冒 振 已 咢 昧 申 留 畢 該 萌 牙 達 茆 美 盛 布 薆 堅 孰 入 閡 @「史書」卷二十一律曆志第一 仔のストーリー@「說文解字」 ⑪ ⑫ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 紐 髕 冒 震 巳 啎 味 神 就 滅 荄 爲 用 黃 冒 靁 爲 予 滋 申 酎 畢 偁 事 泉 地 電 蛇 矢 味 束 酒 成 振 木の一生📖十二支 🈢 🈡 耔 紐 演 留 賑 抱 仵 味 伸 㾞 𦮠 核 杍 杻 𣘹 柳 桭 𣏌 杵 㭑 柛 梄 _ 核≪木≫ 芓 _ 蔩 茆 莀 𦬊 𦬶 苿 _ 莤 𦮠 荄≪艸≫ [生肖] 鼠 牛 虎 兎 龍 蛇 馬 羊 猿 鶏 狗 豕 ・・・思うに、識字率が極端に低い組織である軍隊で、時刻方位を伝達するのに用いられたということだろう。トーテムとして馴染み深かった故に選ばれた文字としか思えず、殷王朝の文字担当官僚創成である可能性が高かろう。それが、QWERTY的に定着してしまったと見て間違いなさそう。そこらを踏まえて「說文解字」は巻十四に配置しているのでは。 (C) 2026 RandDManagement.com →HOME |