■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[十二支]■■■
「說文解字」は、十干を"艸"の1サイクルとしたので、十二支はヒトに関係すると見立て、身体の部位名としている。それも一案だが、幹と枝というグループ名と考えれば、両者は植物の命を描いていると見る方が収まりがよいのでは。
要するに、草暦が十干
📖。続く十二支が木暦。

そうなると、"子〜亥"とは、<生まれて終わる>という野の"木"の1サイクル(冬至で区切る12ヶ月)を表記した文字の省略形と考えるのが自然。📖巻14 📖蝎𧍣頭が"子"で、末尾が"亥"となるシナリオを考えて、それに各文字を当て嵌めたことになる。

この場合、文字間の系譜的繋がりは無かろうし、発想の統一性がある筈もないから、無理矢理解釈で一向にかまわない。
当然ながら、牽強付会以下レベルの説明になるが、もともとそうして出来上がっているのだから、正当か否かを議論する類の話でもなかろう。・・・12文字は一貫してはいるものの、思い付き的なストーリーに当て嵌められている筈。個々に相似字体を探る方法は避けるべしということ。
・・・同じ様なことは、28宿の名前と、星の配置形でも言えるのでは。両者の繋がりを考えたところで、場当たり的想像と大差ない。専門家が決めた一種の記号なのだから。
従って、隣の星座がどんな名称になるのか、命名ルールを推定するのも無駄だと思う。しかし、最初はなんらかのストーリー性があった筈で、イメージラインを読み解ける可能性は否定できまい。尚、十二支を星暦に当て嵌めたものが十二直/十二建星(建 除 満 平 定 執 破 危 成 納 開 閉)。黄道十二宮的な天球12分割は十二次(星紀 玄枵 娵訾 降婁 大梁 実沈 鶉首 鶉火 鶉尾 寿星 大火 析木)。


尚、「說文解字」は、12文字の一部については衛星文字を部首として収録しており、そこから十二支の記号文字として選ばれた理由を想定できそうにも思えるが、十二支は字体系譜的な発想や字義を勘案してピックアップして出来上がっている文字列とは言い難いのでそこらは注意が必要。

[#525]🅱㊎🆂📖子了
 ⇖耔hoe up the earth around plants種子 🈢
[#529]🅱㊎🆂
 ⇖紐turn旋轉(扭)
[#530]🅱㊎🆂
 ⇖演perform公開
[#531]/戼🅱㊎🆂
 ⇖留stay保留
[#532]🅱🆂📖辰蓐
 ⇖賑rich富饒
[#533]📖巴
 ⇖抱embrace養育
  ↑Jp.機種ではfont表示が違ってしまいます。
[#534]/仐/𰅭/𨾟🅱㊎🆂[𠂉+十]
 ⇖仵well-matched調和
[#535]🅱㊎🆂
 ⇖味odor
[#536]/𦥔/𢑚/𤰶🅱㊎🆂
 ⇖伸stretch out伸長
[#537]/丣/𬻕🅱㊎🆂[古文]
 ⇖㾞decayed
[#539]🅱㊎🆂
 ⇖𦮠≒荗root-herb
[#540]🅱㊎🆂
 ⇖核:蠻夷以木皮為篋 狀如籢尊 🈡(=𬽇)

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