■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[止癶步辵]■■■
「說文解字」の止癶步の並びは小篆ならでは。
<又止>が本来の<手足>であることがよくわかる。
それを踏まえた≪止≫文字群で、<{彳+龰}⇒辵⇒⻌[之繞]>とみなすなら、このグループ全体の解釈は絶品。秩序だっており美しい。・・・
走       [土+龰]

      🅱㊎🆂 3 toes and a sole
│            ≒趾 ⇒脛系(夊夂㐄舛𫝀)
📖
│   ⇔ 🅱㊎🆂 3 fingers and a palm📖
├┬┬┬┬─┬┐
││││ ││   🆂[㇇+丶+㇏+𰀪]  :足剌癶
 ││││ ││    両足をそろえて出発しようとする意・・・@「字通」
 步│││ ││[𣥂+止]  𣥂≒𱤻≒止
  此││ ││[匕+止]
   正│ ││[一+止]
   是│ ││[旦+龰]
    辵 ││[+龰]🆂 or
    │ ││[+龰]🆂  ⇒ ⻌ :乍乍止
     ││   [𰀪+h]  :小步[象人脛三屬相連]
    │ ││    彳亍は躑躅、よちよち歩きの意。
    │ ││      ゆえに小歩の意とする。
    │ ││    十字路の左半の形である。@「字通」
    ├┐││
    │││   [㇋+乀]𱝪  :長行[彳引之]
    ││││   🆂
    ││││    諸字・・・場所をいう。
    ││││    行歩に関する字ではない@「字通」
    㢟│││[廴+止]      :安步㢟㢟
     │││          (延:長行)
     ││   [彳+亍]    :人之步趨
      ││    交叉路を示す・・・小歩の意とする。@「字通」
      │[𠚕+止] 📖
      │   [𠃋+丁+丿]
       足[口+龰]
       疋[乛+龰]
この箇所は楷書の字体から見ても、明らかにgroup🅱㊎🆂3 toes and a soleを形成している。
  走-止   (癶)步-此
   正-是
   辵=彳-行
       (廴)㢟
   齒(牙)
   足-疋
つまり、字義からすれば、足とは地面に接する部分を用いる機能であって、骨筋肉血といった体の一部を示すための文字ではないし、体躯を支えて移動するための器官としての脚とか、その場で立つという意味も含まれていないとの見解。

 #033辵は楷書では<之繞>と呼称されて、字体がえらく分かり難い。おそらく草書の手本が定まっていなかった結果だろう。お蔭で画数が見かけ自明ではなく厄介だが、彡の筆書対応部分3画に之的な{⿺乀}という字体構成という点ではどれも同じ。
   [彡+龰]⇒⻌ ⻍ ⻎

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