表紙 目次 | ■■■■■ 2014.4.11 ■■■■■ STAP細胞に関して STAP細胞に関して2本書いたので、その流れでもう一つ。 → STAP細胞に賭けるの? [2014.4.7] 常識的にはSTAP説は消滅 [2014.3.14] 柳田充弘沖縄科学技術大学院大学教授のblogを時々拝見することにしているが、小保方論文疑惑が持ち上がったのでどんな話がでてくるか興味津々。 (日本分子生物学会会長を務めた方だし、よく知られるように文化勲章受賞者。それに、米国科学アカデミー会員。) その方がこんなことをおしゃっている。 「理研外部の研究者を主体に もう一度しっかり調査をしたらどうか。」 「彼女一人だけが すべての非を受けとめる役割となっている状況に 疑念をいだく国民は わたくしも含めて多いのでは。 そのあたりも説明してほしい。」 全く同感。 しかも、・・・ 「彼女は200回以上STAP成功しているとのはなし、 いったい彼女のSTAPてなんなのでしょうか。」 「知識が足りないので、 わたくしには理解できない。」 なんだ、素人と同じ見方じゃないか。 なんといっても、不正防止などという、つまらぬ話が出てこないのが小気味よい。 業務内容の細かな点をチェックするなど、プロの職場では、とんと現実性なき話では。他人の書いた論文に不正が無いかの点検ができる訳がなかろう。 理研の問題は単純だと思うが。 それは、「未熟な研究者」と指摘したからである。このセンスこそ組織文化そのもの。小生には、一時代前のセンスに聞こえるが。 ユニットマネージャーには、仕事始めの人もいてもおかしくなかろう。そんな場合もあるから、「メンター」役がいるのが普通ではないのかナ。明文化の有無は別として。それが現代の組織論の基本中の基本だと思うが。理研には、そのような仕組みが無かったりして。 それに、素人の印象からすれば、周囲が我先にとびついた感じがする。そのような宣伝をしただけかも知れぬが。 なにせ、自分だけが200回以上成功と宣ふ方なのだ。研究費集めのプロが、これは又とないチャンスとばかりに動けば、どうなるかは自明。メンターどころか、手の出しようがなかろう。 小生は、モデル動物の領域では、日本は世界に冠たう地位にあると見ている。従って、その力をこのような再現性なき基礎実験に費やすのはどんなものかネという気分。 緊要で、実践的な方へ注力してもらいたいもの。 (blog) 小保方反論の会 ニコニコ動画を見ての感想を友人に書く 2014年 04月 09日 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ (C) 2014 RandDManagement.com HOME INDEX |