■■■ 「說文解字」「爾雅」検討[17pa釋鳥]■■■
鳥信仰と書いてもピンとかないかもしれないが、それは中華4000年と暗記させられているから。白髪三千丈的には、鳥信仰時代とは6000年前のこと。
ナイル河域の王朝の鳥-太陽信仰と似た宗教観を感じさせるところが面白い。(ライオンや家猫の木乃伊話や糞転がし/スカラベの解説が多いので隠れがちだが、推定100万体にのぼったとされるアフリカクロトキの木乃伊が作られ、鳥頭人身のトト神に捧げられた程の、強烈な鳥信仰。トキは、学名がNipponでなければ、中華人民共和国の国鳥になってもおかしくなかったとの説もある位で特別視され易いようだ。勿論、ナイルの地では、猛禽類の神も重要な地位を占めており、鳥は、ほとんど全ての種が木乃伊化されていたようだ。そのなかには、もちろん、鳩や燕も含まれている。)

【附言】 釋鳥は、「爾雅」が国家官僚の必須書籍とされていることがよくわかる篇でもある。・・・そんなことをついつい書いてしまうのは、「酉陽雜俎」を読んだから。その辺りを補足的に書いておきたい。
・・・書名の酉とはトリではあるが、ここでの字義は酒壺太陽。この語彙は、禁書を隠匿した洞穴の名称で、成都辺りの伝承語。
(鳥-太陽信仰時代の書が後世に発掘されるという意味。)著者の想いを、タイトル化した訳である。
(この書は、通常、シンデレラの由縁譚や、怪奇生物の博物学書として紹介される。滅多に触れられない箇所は、王朝史裏話、外交会話の妙、アバンギャルド的詩、鷹飼育の蘊蓄、刺青の美についての力説、等々。リスクもあるから、すべての譚に情報ソースが記載されている。権謀術数もあって、フェイクと抹消化が横行する世情に一矢放ったことになろう。いみじくも、この書はその後失われてしまう。ところが、日本の寺院で大切に保存されていたので、陽の目を見た次第。尚、著者は、唐代の当時最高峰の文筆家であり、現代で云えば図書館館長として膨大な書籍を閲覧していたから、記載内容の信頼性は高い。親は仏教徒で四川地域で采配を振るっていたこともあり、宰相を直接的に補佐したりと、政治の中枢にいたのは間違いない。)
【倭の状況】「古事記」出雲王朝譚の恋擬歌は鳥類満載。
📖日本海側鳥信仰はかなりの古層
    
     

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