■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[后卩卪]■■■
"后"は、古代帝の用例からみて、后妃の意味が生まれたのは後世と考えるのが自然だと思ってしまうが、異体字があるらしく、出産の様態との説も。もちろん用例がある。この場合、先帝を指すと言うよりは多"后妃"の王という意味として考えることになるのかも知れぬ。古代の女系制からの転換期ということもあろうし。"后" v.s. "司"(左右反転文字)があるのは、その辺りの名残かも。但し、甲骨🅱では両者の峻別はされていないらしい。要するに、君rulerということ。
尚、尻穴(口)強調文字とする、強引な解釈も通用していたようだ。

"卩"の甲骨🅱字体は、ヒトが跪いて手を膝に当てている姿と解釈し、命を受ける畏まった様子を表していると見なしたくなる。受命者として行動することになり、それを社会的に証明するのが<割符>という流れが提示されている様だから。

后[#335]🅱㊎🆂[人+口] & [⺁+𠮛]
│  :繼體君[象人之形 施令以告四方 故厂之 一 口 發號者君后]
├┬┐
司[#336]🅱㊎🆂:臣司事於外者[反后]
 ││
 卮[#337]🆂:圜器 所以節飲食[象人 卪在其下]  さかずき
 └┤  危[#356]🅱🆂:在高而懼[厃 自卪止之]
  卩/⺋@旁[#338]🅱㊎🆂:瑞信  わりふ
  │  守國者用玉卪 守都鄙者用角卪 使山邦者用虎卪 士邦者用人卪
  │   澤邦者用龍卪 門關者用符卪 貨賄用璽卪 道路用旌卪[象相合之形]
  │  …掌節:掌守邦節而辨其用 以輔王命
  │   守邦國者用玉節 守都鄙者用角節
  │   凡邦國之使節 山國用虎節 土國用人節 澤國用龍節---皆金也 以英蕩輔之
  │   門關用符節 貨賄用璽節 道路用旌節---皆有期以反節
  │       (節はおそらく命令に基づく官道通行証。)
  │        @「周礼」地官司徒第二
  │㔿🆂:卪…左右反転字体  𠨖[二卪 巽 此]🆂
  │[亼]令:發號
  │[比]𠨒:輔信
  │[多]卶:有大度
  │[必]𠨘:宰之
  │[召]��:高
  │[厂]厄:科厄 木節 賈侍中說 以爲厄 裹
  │[桼]厀:脛頭卪
  │[𢍏]卷/巻:厀曲
  │[谷]卻:節欲
  │[止 午]卸:舍車解馬
  ├┬┬┐
  印[#339]🅱㊎🆂:執政所持信[爪+卪]
   │││
   色[#340]㊎🆂[古文]:顔气[人+卪]
    ││ 邑[#229]🅱🆂:國[囗…先王之制 尊卑有大小 卪]
    ││ 巴[#519]🅱🆂:蟲[象形]
📖巴
    ││  ①big snake⇒地名 📖国名
    ││  ⑤[�h+卩]@甲骨…跪いている人[卩]の前に棒状の物
    ││  ⑥(合字"色""肥"の場合のみ)跪いた人の側面形[卩]
    𠨍[#341]🆂:事之制[卩+㔿]
     │
     辟[#342]🆂:法[卩+辛 節制其辠 口…用法者]
 ---
 ≪耳≫聞/𥹢/𦖫/𡕽:知聞@🅱<跪く人>
       ┌門/𨳇#438🅱㊎🆂:聞 📖聞戶門
       └耳#439🅱㊎🆂 📖耳
   ②{[左]捪+[右上]卩}相当
     [上部] 頭頸(干型)+耳 3点+手腕
     [下部] 胴〜脚(ひざまずく形)線描
 ≪血≫卹:憂[血+卩]
 ≪糸≫絕:斷絲[糸+刀+卩]
 ≪又≫𠬝:治[又+卪 事之節]
 ≪皀≫卽:即食[皀+卪]
 ≪肉≫肥:多肉[肉+卪]
 ≪夕≫夗:轉臥[夕+卪 臥有卪]
 ≪匕≫𠨐:望 欲有所庶及[匕+卪]
  卓:高[早匕爲㔬 匕卪爲卬 皆同義]
 ≪手≫承:奉 受[手+卪 𠬞]
 ≪山≫𡴹:陬隅 高山之節[山+卪]
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 【無関係相似】卵/𠨫[#478]㊎🆂:凡物無乳者卵生[象形]

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