■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[丂]■■■
"乃"📖の系譜上の位置をどう決めたのだろうか?

<曰─乃─丂>の字体継承性は納得のいくものではないが、この文字だけ挿入する必然性は考えにくい。跳んで繋がっている前文字が存在するとしたら、"口"系の文字群の中に入って来る構成にするとは思えないし。

もともと、巻五の系譜は錯綜している。冒頭段に巻四の補遺的箇所を持って来ていること自体がヘンテコ。
 {(角刀系) (竹箕丌筋系)}
 {(左工㠭巫又系)}
 {(甘曰口系)-()-(丂-[可兮号亏]) (旨口系)}
 (口系📖喜group壴鼓豈豆豊豐䖒虍虎虤皿𠙴去血丶丹青井皀鬯
   食亼會倉入缶矢高冂𩫖京亯㫗㐭嗇來麥夊舛舜韋弟夂久桀
)-巻六
・・・{甘[#150]〜旨[#158]}に(乃〜亏)を無理矢理挿入した様に見えるが、その意図は<气>表現文字ということになろう。

气が出ずらい状態と、气が出ていってしまった残りという繋がりで2文字を見ていることになる。
 乃[#152]/𠄎/𢎧/𠄕/迺/廼
    🅱㊎🆂[古文][籀文]:曳詞之難[象气之出難]
 丂[#153]🅱㊎🆂:气欲舒出
          𠃑上礙於一 丂 古文以爲亏字 又以爲巧字

   :亟詞
   [宀+心+皿+丂]🅱🆂:願詞📖四宁叕亞
   𠀀[反丂]

当然ながら、この見解への疑問を呈する向きは少なくない。・・・
①ヒトからの气抜け
┌考:老[耂+丂]/攷 朽(老朽)
└巧:技
②物体象形 ≒可[#154]:𦘫[口+丂]
       𦘫=肎/肯:骨闢肎肎箸[肉+冎省]
┌柯:斧柄
└杖:持
③部品@昜[日+一+勿]
④異体字(于)/(於)
⑤≒亏[#157]:於 象气之舒亏[丂+一 一者…其气平之]
    𠌶[#218]/𦻏:艸木華[𠂹+亏]
[#155]:語所稽[丂 八象气越亏]
[#156]:痛聲[口在丂上]

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