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2005年4月28日
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魚の勝手な分類 (4: 主流派)…

 王者“スズキ目”以外の魚を眺めてきた。
  → 「魚の勝手な分類 (1: 太古) 」   (2005年4月28日)
  → 「魚の勝手な分類 (2: 多種多様) 」 (2005年4月28日)
  → 「魚の勝手な分類 (3: 反主流派) 」 (2005年4月28日)

 それでは、最後に、最大の種の数(1)を誇る王者がどんな魚からなるか整理しておこう。
 ・・・と思ったのだが。

 う〜む。
 難しすぎる。
 とても手に負えない。

 とりあえず知っている名前を並べてみるしかないか。

 流石、主流派だ。
 雑多なものが寄せ集まっているというより、どんなセグメントにも入っていったと解釈すべきだろう。
 じっくり考えないと、素人分類はできそうにない。宿題にしておこう。


  〜堂々と泳ぎ回る“スズキ目”の魚達〜 [古第三紀 暁]

 ・スズキ    スズキ、アカメ、ハタ、クエ、ムツ、キス、アマダイ、
           マダイ、フエダイ、ヒイラギ、メジナ、アジ、イサキ、コバンザメ(鮫系統ではない.)、シイラ、
           イシダイ、テッポウウオ、チョウチョウウオ、キンチャクダイ、ニベ
   余りに多くて、共通性が全く感じられない。どう棲み分けているのか調べる気になれない。


 ・ベラ    ベラ、チカダイ、スズメダイ、ブダイ、キュウセン、コブダイ、ウミタナゴ、ナポレオンフィッシュ
   ベラ亜目は2234種でスズキ亜目の2865種といい勝負だ。


 ・ゲンゲ、ギンポ (オオカミウオが入る.)

 ・ワニギス    ハタハタ、イカナゴ、ミシマオコゼ

 ・ウバウオ、ネズッポ (ネズミゴチが入るが、俗称メゴチである.)

 ・ハゼ    ハゼ、ドンコ、ムツゴロウ、ワラスボ、ヨシノボリ、シロウオ
   小魚であるが、海産のなかでは種の数が最大だという。


 ・コウモリウオ、ニザダイ

 ・サバ    サバ、カマス、タチウオ、マグロ、カツオ、メカジキ
   流線型でスピード感溢れる体型である。時代の波に乗っている。


 ・イボダイ (マナガツオが入る.)

 要は、伊佐木、鯵、鯛、といったスズキ亜目と、鯖、太刀魚、鮪、鰹を含むサバ亜目が、食用魚類の頂点にいるということである。

 --- 参照 ---
(1) 上野輝彌・坂本一男著「魚の分類の図鑑」東海大学出版会 1999年


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