「古事記」解釈[528](20220613)

■■■　「古事記」解釈 [2022.6.13]　■■■

[528]殻斗林が日本列島らしさ
補遺

ドングリについては触れてきたものの、木の名称の漢字表記がわかりにくいので再度整理しておくことにした。　📖御綱柏は隠蓑だろうか 📖実が乏しき三角錐"団栗" 📖ドングリ時代を想定していたか

＜殻斗/団栗どんぐり＞類…橡實
　クリ栗
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　シヒ/スダジイ/イタジイ/ナガジイ(須田 or 長)椎/栲/苦櫧
　ツブラジイ/コジイ円椎/小椎
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　(シロ)ブナ橿/桕
　クロブナ(イヌブナ)
　　　(中国ブナ水青岡/山毛欅)
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　マテバシイ馬刀葉椎/石櫟
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　カシワ柏/槲/檞
　クヌギ椚/櫟/橡/栩/椡/歴木
　アベマキ棈
　コナラ小楢/柞/枹
　ミズナラ大楢/水楢
　ナラガシワ楢柏
　ウバメガシ姥目樫
　　　(蒙古柏)
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　アカガシ赤樫/(日本常綠橡樹)
　イチイガシ一位樫/赤檮
　アラカシ粗樫/白檮
　ハナガカシ/サツマガシ葉長樫/薩摩樫
　オキナワウラジロガシ沖縄裏白樫
　シラカシ白橿/白樫
　ウラジロガシ裏白樫
　ツクバネガシ衝羽根樫
　　　(トゲガシ柯)
---雲南系渡来
　　　(カクミガシ三棱櫟)
---針葉樹ヒノキ系---
　コノテガシワ児之手柏/側柏…おそらく渡来種
---針葉樹イチイ系---
　イチイ一位(爵木)/紅豆杉…(推定)栢
　カヤ榧
---柑橘系---
　キハダ黄蘖/黄柏…薬用だが染料でもある。柏が染料の意味になっている。