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■■■ 「古事記」解釈 [2023.7.14] ■■■
[744] 太安万侶:「漢倭辞典」〓�
できる限りJIS標準をとのご指導に従順な訳ではないが、本サイトは"charset=SHIFT_JIS"のママである。
当然ながら、ブラウザで読むとフォントセットが異なる文字が出て来て、<〓/・/□/?/�>的表示になることが多い。少々珍しいアルファベット型文字だと、Mojibakeを避けるのはかなり難しい。しかしながら、大勢としては、Unicodeが飛躍的に強化されたので、パソコン通信の時代と比べればとてつもなく進歩していると見る人が多いようだ。(小生は使える文字が飛躍的に増え、そこらが標準化されているだけと見る。よく知られているトラブル要因のコードへの対処がなされていないからだ。)
しかし、そのフォントトラブルのお蔭で、当該文字が社会生活から縁遠い文字と見なされていることがその場ですぐにわかるので実に面白い。(特殊なコミュニティに属す人を除けば、通常は、そんな経験をすると以後当該文字を避けるだろうから、標準化には大いに役立っていそう。)

「古事記」使用の漢字も、見慣れない文字が少なくなく、素人が親しもうという志を立てても、そこらがその気を削ぐ大きな要因になっているのは間違いないだろう。
しかし、国定書ではないから、わざわざ難しく、格調を重んじる体裁を志向するとも思えず、当時の漢文が読めるインテリ層のわかる漢字を用いていた筈。

その辺りを眺めてみたい。

以下は、現時点で小生が使用しているブラウザの常用フォントに対応していない㊕文字。(卽 歲 雞 巢 產 絕等を並べるのは感覚的に気分悪しなので除外した。下記にも同様に扱ってもよさそうな文字も含まれている。)
この程度だとすれば、数的に多く感じるか、少なく感じるかは、それこそ個人的センスの問題。小生の第一印象としては、ほとんどが意味を覚えやすそうな文字であり、読み手からすればそのイメージ的視覚情報からすぐに"文字の意味"がわかり、倭語が頭に浮かんで来たのではなかろうか。例えば、現代人からすれば、馬御樴ではチンプンカンプンだが、当たり前に使っていたものだろうし。
・・・これに対し、現代の簡体字(官僚統制下での規定記号)とは、識字率向上のための脱表意文字化(文字イメージを通した知覚的認識を国家的には劣位文化とみなす思想。書の世界はエリート層だけで十分という姿勢を物語る。)を狙ったもの。(大日本帝国に敗戦を喰らったことで、日本漢字熟語の大規模導入と公定漢字化を図って以来の流れ。)

毗/毘162(162)…"毘古""毘賣"📖&📖
幷/并/並39
9📖
9…"阿遲"鉏高日子根~
6…伊勢國之三重婇
6…不乾柂檝
6…解御頸之璵
5…猨田毘古~
5…八尺勾璁之五百津之美須麻流之珠
4…於大穴牟遲~負帒 爲從者率往
4…僕者於百不足八十坰手隱而侍
3…亦絁疊八重敷其上
3…爲宇氣比獦也
3…夜半之時 儵忽到來
2…鸇比賣
𧉫2…爾𧉫咋御腕 卽蜻蛉來 咋其𧉫而飛
𧏛2…𧏛貝比賣  ({刮虫}との記載もあるらしい。)
2…如取若葦搤批而投離者
2…赤海鯽魚・・・於是 探赤海鯽魚之喉者 有鉤
1…馬御樴連
1…於天之石屋汙伏"汙氣"
緣/縁1…因治養其御子之緣
1…馬御樴連
(奸 姦)1…姧其伊呂妹輕大郎女
𥑎1…出雲之石𥑎之曾宮
1…是甚怍之
1…是食摭之間
1…不乾柂檝
1…布縶白犬
1…亦其入鹿魚之鼻血臰
1…卽如熟苽振折而殺也
1…於喉鯁 物不得食鯁
1…入於馬樎
1…雖足䠊破
1…山邊之大鶙
1…熊野之高倉下此者人名賷一横刀
_…即打離其冰目矢
[?]𣲙2…n.a.
_…栲繩之千尋繩打延
[?]𣑥_…n.a.
1…n.a.
1…n.a.
1…n.a.
1…n.a.
1…n.a.
𧛡1…n.a.
𨔥1…n.a.
𣗈_…n.a.

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