2017.4.30 酉陽雑俎的に山海経を読む 郭璞 序 間違いもあるし、奇怪に感じさせる書ではある。 しかし、これが「事実」なのである。 そう思って、本質を抉りだして欲しいとのこと。 →本文 2017.4.29 酉陽雑俎的に山海経を読む 全体像:3 抗争の歴史 歴史観さえあれば、何が描かれているのかは自明。 山野遊牧民+森林狩猟採取民に焼畑炎帝の一時代あり。 そこに農耕族。農業にも3タイプあり、熾烈な抗争に。 →本文 2017.4.28 酉陽雑俎的に山海経を読む 全体像:2 南重視四方位 注目3点。一つは、敗者神の出自が古そうなこと。 禹の書との狙いが外れ、仙薬的流れにとりこまれている点。 そして、五行を生んだ大元ではないかと感じさせる点。 →本文 2017.4.27 酉陽雑俎的に山海経を読む 全体像:1 五書合本 道教に浸かっていると、世界観を感じさせる物語りになる。 個々の神話を消して纏めた書だが、残滓を集めた書でもある。 最終的には黄帝が整理する仕掛け。 →本文 2017.4.27 耳目集めしかできない大統領 →本文 2017.4.26 酉陽雑俎的に山海経を読む 大荒北経 禺彊を中心によくできたマッピング。 北方も中華帝国文化に染まったようだ。 帝の系譜が拡がっており、天子が出てもおかしくない。 →本文 2017.4.26 中国の神話喪失の理由 →本文 2017.4.25 酉陽雑俎的に山海経を読む 大荒西経 弇茲を中心に9区画というのがパターン。 できる限り帝の神話を入れ込むようにしている。 地誌とは無縁な記述。 →本文 2017.4.25 「商語」 v,s, 「情緒交流語」 →本文 2017.4.24 酉陽雑俎的に山海経を読む 大荒南経 中華帝国に組み込まれると宗族的姓名がつく。 それから程遠そうな国は早晩征服されるのだろう。 不廷胡余が南方神か。 →本文 2017.4.24 "怪物"とされる蛸は私の友人 →本文 2017.4.23 酉陽雑俎的に山海経を読む 大荒東経 禺䝞の領域のマッピングが目的。 もちろん黄帝係累化が図られている。 →本文 2017.4.23 シリアへのミサイル攻撃は成果ゼロ →本文 2017.4.22 酉陽雑俎的に山海経を読む 海内東経 朝鮮半島渤海側〜遼東+満州東部 と渤海沿岸〜黄海。 蓬莱山への憧憬がありそう。 →本文 2017.4.22 民進党の諸派化に期待 →本文 2017.4.21 酉陽雑俎的に山海経を読む 海内北経 蒙古〜アルタイ山脈とシベリア南部のツングース系の国家群。 帝臺として、堯、嚳、丹朱、舜が記載されているのが華。 地名、部族名、神/人名に区別なし。 →本文 2017.4.21 太鼓持ち →本文 2017.4.20 酉陽雑俎的に山海経を読む 海内西経 タクラマカン沙漠と新疆南〜チベット北〜四川西が対象。 前者は国名で十分。後者は昆侖山域だから核心的な箇所。 9頭虎毛皮や西王母王宮が見つかってもおかしくない。 →本文 2017.4.19 酉陽雑俎的に山海経を読む 海内南経 浙江、福建、珠江水系、四川の一部の紹介。 信仰風土を示唆する程度の記述。 国名で想像がつくからだろう。 →本文 2017.4.18 朝鮮戦争は不可避では? →本文 2017.4.18 酉陽雑俎的に山海経を読む 海内経 最終巻の改訂箇所版で、意図が変わっているのがよくわかる。 海内北経記載の朝鮮半島が東方の位置付けである。 大荒経同様に頭は東。しかも、帝の系譜書的に。 →本文 2017.4.17 酉陽雑俎的に山海経を読む 海外東経 島嶼の神は句芒らしいが、帝とはなんの関係もなかろう。 西太平洋の島々の特徴的を結構つかんでいる。 →本文 2017.4.16 酉陽雑俎的に山海経を読む 海外北経 北方民族の状況を彷彿させる話。 ステップの道を感じさせる様々な民が登場。 疾病や事故を思わせるものも。 →本文 2017.4.15 酉陽雑俎的に山海経を読む 海外西経 覇権争奪の中華帝国文化発祥地を示唆していると見てよかろう。 首を切られても戦う刑天と黄帝出身地はすぐそば。 ただ、もともとは女系の地だったようである。 →本文 2017.4.14 酉陽雑俎的に山海経を読む 海外南経 "お宝"山の特徴記述と違い、海経は各地の民の風土を記載。 誇張表現で差違を際立たせる描き方。 中原官僚の思想統制への反旗でもある。 →本文 2017.4.13 酉陽雑俎的に山海経を読む 中山経 中央ということか、ここだけ細かな山系にわかれている。 帝の系列とは違うようで、中核というほどのことはない。 →本文 2017.4.12 酉陽雑俎的に山海経を読む 東山経 南山、西山、北山、東山の信仰風土が違うことが良く分かる。 山東は一色ではないが、他と様相が異なる。 山神を根底におかないからかも。 →本文 2017.4.11 酉陽雑俎的に山海経を読む 北山経 北方は蛇使いシャーマンの地と言われる由縁か。 一部だが、巨大猪(彘)も信仰対象に。 ただ、神は必ず人面という思想がありそう。 →本文 2017.4.10 酉陽雑俎的に山海経を読む 西山経 峡西〜甘粛(河西回廊から中原)の抗争地。 牛馬羊の家畜系身体に人面の神多し。しかし、神話は消失。 かろうじて、西王母、白帝/少昊、帝江が残る。 →本文 2017.4.9 酉陽雑俎的に山海経を読む 南山経 江西〜浙江の山神は鳥的。ここが鳳凰の出所か。 獣は怪に見えるが実在の誇張表現だろう。 いうまでもないが、これは地誌書。 →本文 2017.4.8 「酉陽雑俎」の面白さ 楊元慎の解夢 段成式ご推奨のエスプリの士。 解字による強引な当て嵌めにすぎぬが、 俯瞰的に見ているので直観が当たる。 →本文 2017.4.7 「酉陽雑俎」の面白さ 人影 段成式の思想を垣間見せてくれるお話。 道士の指摘の引用だが、教団道教の思想とは違う。 インテリたる由縁は影の認識ということ。 →本文 2017.4.6 「酉陽雑俎」の面白さ 獺祭か、はたまた豬都か 膨大な餓死者が生まれるのが中華帝国の宿命。 生き残るのは、獺かはたまた豚か。 頼れるのは呪術しかない社会。 →本文 2017.4.5 「酉陽雑俎」の面白さ 鳴天鼓 現代でも通用する耳按摩的な健康法の名前だが。 どうも叩歯法のようだ。 →本文 2017.4.4 「酉陽雑俎」の面白さ 冶金技術 銅刃の雄雌の違いは、材質の特性の違いのようだ。 金属の技術はかなり進んでいたことがわかる。 →本文 2017.4.3 「酉陽雑俎」の面白さ 床下鬼手 段成式お好みの妖怪話の1つ。 何がおきたかは誰でもわかる。 →本文 2017.4.2 「酉陽雑俎」の面白さ 棋 玄宗期から以後は囲碁は大流行。 インテリこぞって。 →本文 2017.4.1 「酉陽雑俎」の面白さ 副葬品類 突拍子もない物は使われていない。 書類作成用具と小銭は不可欠な社会のようだ。 葬列先頭の旗を破く風習は理解できぬが。 →本文 |