2017.3.31 「酉陽雑俎」の面白さ 喪衣類 魂衣、天衣、褮、鬼衣、明衣、面衣と色々。 概念が少しづつ違うようである。 →本文 2017.3.30 「酉陽雑俎」の面白さ 馬将軍 騎乗の戦闘に一生を捧げた将軍がいた。 李朝には絶対的な忠誠心。 →本文 2017.3.29 「酉陽雑俎」の面白さ オルドス軍閥平定 軍閥割拠の風土では、力がある節度使とは王と変わらぬ。 それを不快に思う人も少なくなかったようだ。 →本文 2017.3.28 「酉陽雑俎」の面白さ 宦官文化 宦官トップの養子の専横ぶりも凄まじいものがあったようだ。 それを不快に思う少数派パルチザンもいたりして。 →本文 2017.3.27 「酉陽雑俎」の面白さ 玄宗の人事 世間の生の姿を知るため"卑"官をお傍で活用。 その意義がわからぬ輩ならただちに処刑。 →本文 2017.3.26 「酉陽雑俎」の面白さ 李王朝前期略史[武将] 李世民をめぐる二人の武人の話。 勇猛でも、ついつい世民を逃がしてしまう将もいる。 "忠"一途の将はそのチャンスを見逃さない。 →本文 2017.3.25 「酉陽雑俎」の面白さ 洪水の神話 後世に改竄されたと思しき箇所である。 段成式にとっては興味薄しのお話。 →本文 2017.3.24 「酉陽雑俎」の面白さ 始皇帝評 紅衛兵は尊崇。現代の為政者達も秦皇島大好き。 段成式はそんな中華文化を冷静に見ていたようだ。 始皇帝は英雄なのであろう。 →本文 2017.3.23 「酉陽雑俎」の面白さ 天地創造の見方[4:捕天] 妻かつ蛇身の女媧も蓋天の補修を行う。 矢鱈にチグハグだが、それは改竄された話だから。 もともと女神こそ万物を産む陰陽の元。 →本文 2017.3.22 「酉陽雑俎」の面白さ 天地創造の見方[3:造物主] 盤古や槃瓠神話には渡来造物主思想が入っていそう。 隠れ渾沌信仰だったり、氣も突っ込んでいそう。 滅茶苦茶なのが一大特徴。 →本文 2017.3.21 「酉陽雑俎」の面白さ 天地創造の見方[2:氣] 陰陽の氣が混沌の宇宙に秩序導入というのが道教概念。 天帝による時間軸設定が世界の始めとなる。 端から官僚的秩序信仰だったということ。 →本文 2017.3.20 「酉陽雑俎」の面白さ 天地創造の見方[1:帝鴻] 奇妙な神、渾沌こそ、中華帝国の黄帝そのもの。 それを嫌う人だらけなので神話は定着しない。 為政者は、醜類惡物として消し去りたいのだ。 →本文 2017.3.19 「酉陽雑俎」の面白さ 頭部に住む神の異名 腦神の名称を覺元とする発想を歓迎したようだ。 脳活動軽視の道教思考には馴染めなかったとみえる。 →本文 2017.3.18 「酉陽雑俎」の面白さ 紅樓院連句 廣宣上人のサロンを想っての詩のようだ。 そんな良き時代には戻れない訳である。 →本文 2017.3.17 「酉陽雑俎」の面白さ 魏の官僚の文士評 簡文帝の文学サロンが文芸の原点との見方。 その後の文学史とは、政治的なもの。 →本文 2017.3.16 「酉陽雑俎」の面白さ 千年古墓 帝王の墓にかける執念凄し。 臥薪嘗胆で"木客大冢"に注力したのだろうか。 →本文 2017.3.15 「酉陽雑俎」の面白さ 唐代の代表的鬼詩 晩唐のドン詰まり感がわかる。 受験生の自殺も多かっただろう。 →本文 2017.3.14 「酉陽雑俎」の面白さ 東王公 神といっても、道教では、単なる高級官僚にすぎない。 黄帝の周囲に配置されているにすぎない。 →本文 2017.3.13 「酉陽雑俎」の面白さ 劉から張へ 白雀の恩返し風の奇譚に映る。 しかし、これは漢の帝が追い落とされる話。 張天師とは五斗米道開祖である。 →本文 2017.3.12 「酉陽雑俎」の面白さ 北斗七星神 星占いに関係するので名前は色々。 わざわざ聞き慣れぬ神名を記述してくれた。 →本文 2017.3.11 「酉陽雑俎」の面白さ 皇帝祭祀次第 中華帝国の本質を指摘するが如き記載。 多数の女児まで繰り出す盛大な宗教儀式の異様さ。 →本文 2017.3.10 「酉陽雑俎」の面白さ スットンキョウ 俗説オムニバス。 様々なタイプを示したかったようだ。 →本文 2017.3.9 「酉陽雑俎」の面白さ 神草 わからぬ。 →本文 2017.3.8 「酉陽雑俎」の面白さ 仙人化観想法 老子の姿を「観想」すると長生可能。 元祖イメージトレーニング宗教こそ道教。 現世ご利益至上主義ということ。 →本文 2017.3.7 「酉陽雑俎」の面白さ 身中神々瞑想法 五臟六腑や九竅百骨程度は知っていたが、 36,000神が道教の身体世界観なのか。 そして、神々を観想する訳だ。 →本文 2017.3.6 「酉陽雑俎」の面白さ 仙藥一覧 解説は一言もないし、分類の跡も見えず。 膨大なブランド名から取捨選択しただけ。 →本文 2017.3.5 「酉陽雑俎」の面白さ 巫祝の祖 殷の時代に、国家的レベルで巫の儀式が完成した模様。 10家を選び、各々、担当分野を指定したようである。 宗教の官僚機構組み込みでもある。 →本文 2017.3.4 「酉陽雑俎」の面白さ 鹿の環 養鹿は一部で存在していたのかも。 群れの巨大な雄にタグをつけて。 ただ、持続可能でない。 →本文 2017.3.3 「酉陽雑俎」の面白さ 盜跖 盗賊の首領だが、事実上の民衆反乱指導者。 英雄信仰の芽を摘む必要があるのは自明。 段成式はソレを理解していたようだ。 →本文 2017.3.2 「酉陽雑俎」の面白さ 一七言対句釈詩 斬新な企画だが、仏教衰退の流れに合わずといったところ。 難しすぎ、観賞どころではないとも言えるが。 →本文 2017.3.1 「酉陽雑俎」の面白さ 四言両句釈詩[11:象連句観賞] 流石、知的エリートを自負する方々の作品だけのことはある。 そこには仏教精神の開放感が満ち溢れている。 もちろん鋭い時代感覚も。 →本文 |