2016.11.30 「酉陽雑俎」の面白さ 乳泉と水 乳泉の扱いは淡泊。茶もさして取り上げていない。 喫茶はお寺のサロンでということか。 →本文 2016.11.29 「酉陽雑俎」の面白さ 悲しき舞草 傣族の伝説である。 しかし、もちろん実在。熱帯では珍しくない。 世界に稀な、葉が見ているうちに回転する植物。 →本文 2016.11.28 「酉陽雑俎」の面白さ 歴城大明湖の佳景 超古代の都があった場所と思われる歴城。 惹かれるものがあるのかも知れぬ。 →本文 2016.11.27 「酉陽雑俎」の面白さ 外交における挨拶の意義 梁の明少遐が魏の使節に挨拶するシーン。 狐や鼬に苦労している同士の交流がうまれた模様。 後のこと。魏に出奔したと史書に伝わる。 →本文 2016.11.26 「酉陽雑俎」の面白さ 酒宴に於ける外交バトル 互いに相手の面子を傷つけようとの、食い物話で応酬。 一刻も気の抜けぬパーティーである。 →本文 2016.11.25 「酉陽雑俎」の面白さ 4文字風土論 論拠を欠こうが、決めつけ型風土論は生き続けている。 それを愛好する体質は古代に限る訳ではない。 →本文 2016.11.24 「酉陽雑俎」の面白さ 食草殺人 毒性ありとは思えない草類を危険視。 外丹の極端な服用がされていたということか。 →本文 2016.11.23 「酉陽雑俎」の面白さ 監軍巨犬 食狗や放鷹走狗の話は収載されていない。 しかし、監軍官僚の自慢の大型犬が登場。 唐代にすでに警備犬がいたのかも。 →本文 2016.11.22 「酉陽雑俎」の面白さ 琥珀 琥珀は龍血で、瑪瑙は鬼血と。それもよかろう。 ただ、桃汁の方がチャーミングである。 しかしながら、コハクが樹脂由来なのは自明。 →本文 2016.11.21 「酉陽雑俎」の面白さ 仏舎利信仰の地で 梁の都は仏教一色。武帝の方針。 アショカ王めざして。 結果は、インドと同じようなもの。 →本文 2016.11.20 「酉陽雑俎」の面白さ 碁の不適切用語 古代から、暴力的用語は問題視されていた。 だからと言って、手を打つ気はなかったようだ。 →本文 2016.11.19 「酉陽雑俎」の面白さ エスニック伎樂 「酉陽雑俎」は先進的西域文化を重視。アンチ中原文化主義だ。 白楽天の「胡旋女」を無視して当然。 →本文 2016.11.18 「酉陽雑俎」の面白さ 鸚鵡杯の会合 "無酒不成席"であり、一気に飲み干す苦行が待ち受ける。 それが古代からの中華帝国官僚達の社交のルール。 →本文 2016.11.17 「酉陽雑俎」の面白さ 巨大墳墓の存在を示唆 狐の墓守とは、化かされる危険地域ということだろう。 そこには兵馬俑付きの巨大墳墓あり。 →本文 2016.11.16 「酉陽雑俎」の面白さ 動物紹介(補遺) 「白孔六帖」所収の動物の話。 余り違和感を感じさせないものが多い。 だから失われたと言う訳ではないと思うが。 →本文 2016.11.15 「酉陽雑俎」の面白さ 音楽鑑賞に於ける外交バトル 6世紀でも、揚子江域は南蛮と見られていたようだ。 音楽も相当違っていたのであろう。 →本文 2016.11.14 「酉陽雑俎」の面白さ 雍公養生法 たいしてインフォーマティブではない健康維持方法のお話。 その書きぶりから、この本の意義が見えて来る。 →本文 2016.11.13 「酉陽雑俎」の面白さ 仏教徒作の松詩 偶には、絶句らしくない詩も作ろうかとの企画。 枠にとらわれない魅力を探っていたようである。 →本文 2016.11.12 「酉陽雑俎」の面白さ 先天菩薩幀の讃 オドロオドロしい絵画かも知れぬ。 讃は案の定、難しい。 しかし、なんとはなしにわかる気もする。 →本文 2016.11.11 「酉陽雑俎」の面白さ 世俗評とは異なる魏収 評判が頗る悪い有能な人物の、イメージを変えるエピソードを収載。 こちらが実態ですゾとばかり。 →本文 2016.11.10 米国マスコミの恣意的報道[続々] クリントン惨敗にはビックリ。 マスコミの腐敗が原因では。 →本文 2016.11.10 「酉陽雑俎」の面白さ 駱駝とは ラクダは明駝、鳴駝、橐馳とも呼ばれた。 古代からのヒトの友だったのである。 それが、脚力抜群の運搬道具と化しつつあった。 →本文 2016.11.9 「酉陽雑俎」の面白さ 地獄のSynopsis 地獄は色々あって、全体像が見えにくい。 限られた語彙でまとめてみるのも一興。 →本文 2016.11.8 「酉陽雑俎」の面白さ 仏典逍遥 知られぬ語彙 誰にもわかりそうもない仏典の語彙を並べる勇気。 読者に、それが何なの?という気分にさせれば大成功。 インテリなら、その意義もわかる筈と踏んでのこと。 →本文 2016.11.7 「酉陽雑俎」の面白さ 仏典逍遥詩 馬事篇 馬遊びは今一歩の感あり。 釈尊と愛馬の関係が頭をよぎるからだろう。 →本文 2016.11.6 「酉陽雑俎」の面白さ 仏典逍遥詩 禽事篇 巷で人気の動物報恩譚の地平とは異なる。 癖球を投げあって遊んでいる訳である。 →本文 2016.11.5 「酉陽雑俎」の面白さ 仏典逍遥詩 獸事篇 文字の印象はなかなかの優れもの。 しかし、どうにもわからぬ。 仏典遊びを読むのは難しい。 →本文 2016.11.4 「酉陽雑俎」の面白さ 虎の体質 虎は好戦主義者ではなく、平和共存主義者である。 ただ、互いの存在を容認するためには儀式が必要。 →本文 2016.11.3 「酉陽雑俎」の面白さ お寺サロンでの詩作 「閑中好」三部作。 お寺で寛ぐインテリの姿が見えて来る。 →本文 2016.11.2 「酉陽雑俎」の面白さ 木本本草 本草は、隣家の鶏止り木の灰が薬になる話まで引用。 こんな話に一番関心を払う、道教書なのである。 癖球だらけの「酉陽雑俎」とは大違い。 →本文 2016.11.1 「酉陽雑俎」の面白さ 果物本草 蜜草、仙樹/四味果、侯騷子を何と見るか。 当たるも八卦だが、想像性での勝負である。 →本文 |