2016.12.31 「酉陽雑俎」の面白さ 荷話 ハスには仏教徒なら特別な思いがあって当たり前。 荷という本来の言葉を大事にしたくなる訳だ。 →本文 2016.12.30 「酉陽雑俎」の面白さ 月神専用車担当御者の蓮花 蓮に似た夜咲の"珍"種と言われているが、それは蓮。 そんなこと位わからぬのか、との指摘。 この手の体質の人は、現代の方が多そう。 →本文 2016.12.29 「酉陽雑俎」の面白さ 蔬菜の3分類 辛味の芥子菜、甘藍、青菜という現代分類と同じ。 すでに、新野菜開発に注力していたようだ。 →本文 2016.12.28 「酉陽雑俎」の面白さ 烏羽玉草 仙人花と言えば、日本ではクレマチスだが、烏羽玉草のこと。 鳥翅的葉の植物とも見なされたようだ。 烏が実を啄むと夜が来るということか。 →本文 2016.12.27 「酉陽雑俎」の面白さ 瓜の香 麝香 v.s. 瓜香では、前者に勝ち目なし。 香の定番は、瓜の香。強いからだ。 弱い柑橘系好きの島国とは好みが違う。 →本文 2016.12.26 「酉陽雑俎」の面白さ 芋考 芋に特段の関心があった訳でもなさそう。 毒性克服での食料化の歴史に触れておきたかったか。 →本文 2016.12.25 「酉陽雑俎」の面白さ 東方朔の馬鹿話 これぞ、道教的太鼓持ちの語るお話の典型。 古代の話を、時の帝が喜ぶ形に作り上げるだけ。 →本文 2016.12.24 「酉陽雑俎」の面白さ 躡空草 魯迅も気になった奇怪草のモチーフ。 内陸乾燥地帯の植草すべしとの逸話では。 →本文 2016.12.23 「酉陽雑俎」の面白さ 毒消し草果 トリカブトの解毒方法は今もって知られていない。 効く草があるというのはガセだろう。 草果の抗菌効果を知っていただけのことか。 →本文 2016.12.22 「酉陽雑俎」の面白さ 湿潤な熱帯山地の油糧植物 雲南棲息の常緑木質藤本の種は油を大量に含有。 その割に知られてこなかった。 山地部族の宝だったのだろう。 →本文 2016.12.21 「酉陽雑俎」の面白さ 身近な水生植物 元祖クワイことオモダカ、水ハコベ、水ニラの紹介。 自邸の池に棲息する水草の観察結果を踏まえて。 →本文 2016.12.20 「酉陽雑俎」の面白さ 常山北の護門草 以後、この草の情報がとだえる。 皆、わかりませんナですますだけ。 古代北岳恒山の香草では。 →本文 2016.12.19 「酉陽雑俎」の面白さ ボタニカルシャンプー 日本ではエゴノキが有名だが、サイカチが定番だったようだ。 洗髪すると毛も伸びるとか。 →本文 2016.12.18 「酉陽雑俎」の面白さ 立葵の炉灰 牡丹に人気を奪われつつあるが、価値ありと。 香道の炉灰には抜群と。 ただ、原産地は西域。 →本文 2016.12.17 「酉陽雑俎」の面白さ タケニグサの毒 竹になど似ていない背丈が高いポピー。当然、毒草。 口につけたら吐き出すので、日本では毒を気にしない。 それを草笛にしてどうするつもり。 →本文 2016.12.16 「酉陽雑俎」の面白さ 根無葛の種 この植物の種の薬効を知っていた模様。 一生、のうのうと寄生生活可能。 →本文 2016.12.15 「酉陽雑俎」の面白さ 三葉白の嬉しさ ドクダミの近縁種をとりあげている。 半夏生告知の方法が神秘的だからだろう。 引用した百姓の言葉が踊っている。 →本文 2016.12.14 「酉陽雑俎」の面白さ 世界最強毒草 蔓性で毒なら、蔦漆かと短絡すべきではない。 冶葛が控えているからだ。 正倉院所蔵の猛毒物。 →本文 2016.12.13 「酉陽雑俎」の面白さ 盗人足 or 鬼矢柄? 楢茸と共生する蘭の名称が紹介されている。 見かけの形態で呼ぶか、根無しに注目するか。 →本文 2016.12.12 「酉陽雑俎」の面白さ 烏瓜の名称 不吉な老鴉をわざわざ使った名称が気になったようだ。 王瓜という立派な名称には触れもせず。 →本文 2016.12.11 「酉陽雑俎」の面白さ 母子草の名称 母子は形代の象形。鼠耳、麹、白蟻も。 清明草、餅草、田蓬は食材利用から。 それほど難しく考える必要は無い。 →本文 2016.12.10 「酉陽雑俎」の面白さ 草のホトトギス 花を愛でるタイプのユリ系の観賞植物。 それを、花に触れず、葉だけ紹介。ヘソ曲がり。 →本文 2016.12.9 「酉陽雑俎」の面白さ 世界最小の獣 大陸で、東京尖鼠の親類を見つけた人がいた。 余りに小さいから、特別な草に棲む種とみなしたようだ。 理屈にあったモノの見方と言えよう。 →本文 2016.12.9 [教育] 進学校時代の終焉 エリートへの道は脱日本になってきたのか。 進学校コースは没落必至とみているらしい。 2020年が日本最後の華とは小学生の言い草。 →本文 2016.12.8 「酉陽雑俎」の面白さ 左行草 人を無情にさせる草だが媚薬でもある。 美しく才たけた印象を与えるが棘がある。 →本文 2016.12.7 「酉陽雑俎」の面白さ 非熱帯離島の"あごひげ"樹 奇怪な木が新羅近隣の島にあると。気根だろう。 小生は沖縄〜先島の離島のガジュマルと見た。 熱帯性樹木が繁茂しているのでビックリの図。 →本文 2016.12.6 「酉陽雑俎」の面白さ 飛頭蛮 中華帝国には無い手の妖怪の紹介。 道教感覚とは異なる土俗ということ。 →本文 2016.12.5 「酉陽雑俎」の面白さ 馬留 北部ベトナムへの殖民政策が記載されている。 そんな短文に、政治的意図があろう筈はない。 しかし、政治的解釈はなされるもの。 →本文 2016.12.4 「酉陽雑俎」の面白さ 塩沙漠への関心 何故にそのような地の話をとりあげたのか。 消滅したインダス文明の地だからではないか。 →本文 2016.12.3 「酉陽雑俎」の面白さ 突厥の扱い 玄奘の著作同様に、強国である突厥の記載は僅か。 仏教文化と合わないところは確かにある。 しかし、政治的タブーの臭いも濃厚。 →本文 2016.12.2 「酉陽雑俎」の面白さ 「家燕」の貶誤 記載情報からでは燕の分類はわからん。 渡り鳥であるから地名も無意味だし。 そういうもの、と指摘しているのだろうか。 →本文 2016.12.1 「酉陽雑俎」の面白さ 辞典的記載例 意味が全く代えられてしまった語あり。 中華帝国ではそういうことはママある。 ご立腹はごもっとも。 →本文 |