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■■■ 「古事記」解釈 [2023.2.3] ■■■
[歌の意味8]基本五七調
小生は、「古事記」によって、五七調が倭歌の基本として定着することになったと見ている。
📖五七調の意味再考 📖五七調の意味再考(続) 📖五七定型歌への道 📖五七調音歌とは呉詩の前身では 📖[付録]5音とは"3節+息休め"形式か

短歌とか長歌という分類は「萬葉集」ベース。そのため、「古事記」は五七調以前の古歌の形式と考えてしまうことになりがちで、それはその通りだろうが、両者を比較*するのはオレンジ・アップル論かも知れないので注意が必要。
「古事記」は口誦叙事であり、「萬葉集」は抒情の文字作品。その違いを踏まえないと間違った解釈をしかねまい。

国生みの言葉<綾に吉愛男を>を[前駆]歌とすれば、こう考えることができるからだ。・・・
  [文字表記化]⇒阿那邇夜志あやによし  袁登古袁をとこを
  [口誦ソース]⇒|あやよし𝄽_|をとこ𝄽_|
つまり、「古事記」の五七調とは、五が|♩♩♩𝄽|で、七が|♩♩♩♩|ということになる。

従って、単位フレーズは(5-7)で、コーダとして、(7)がくることになる。(江戸期に、この短長基本形は知られており、逆用法の品格について問題視していた。)当然ながら、語彙によっては字余り・字足らずになるが、形式が整っていない訳ではない。文字が無いのであるから、文字数を考えて句を作る作業がある筈がなかろう。

「古事記」全体を眺めれば、歌の基本形は5句からなる(5-7)-(5-7)-7と見て間違いない。
<東遷続々勝利を誇る久米族>…5首を例にとれば、16句から始まる最初の歌は、内容的に3部に分かれており、後ろの2部は基本形式。最初の部にはコーダが無いだけである。次の2歌は基本形式に<みつみつし久米の子等が>が冠としてついているだけ。最後は9句で、所謂、長歌型だが、基本形式の延長と見た方がよいと思う。

続く<(初代天皇)即位後の皇后探し>…5首は、最初と最後が基本形式で、他は基本フレーズにコーダがついただけの断片ということになる。
さらに続く<崩御後 皇后が皇子の危機を救う>…2首では、完璧な基本形式。

ここらは、鑑賞の肝でもある。句数9であるから、長歌といえば、それはその通りであるが、基本形式の句数5の延長でしかない。
しかし、<@出雲>…7首の、最初の元祖を除けば、これらの歌はまさしく長歌である。うち5歌は句数が2桁なのだから。ただ、最後の歌は一応9句としたが、これは久米の9句とは次元が異なり典型的な長歌とみるべきと思う。
要するに、短歌系と長歌系は作りが違っており、フレーズやコーダで形式を整える以前に、伝えたいことが多岐に渡っていたり、リフレインを入れる要ありとか、決まっている〆詞を加えるので、全体の構成の印象が全く異なったものになってしまう。
ただ、いかにも雑炊的で、はたしてこれが古い形式を意味しているのかはなんとも言い難しである。

【*:付言】「古事記」の比較対象としてローマの叙事詩が持ち出されることも多そうだが、「アエネイス」は文字から作成されたもの。これを、オレンジ・アップルの比較という。対照とするなら、口誦伝承の「ギルガメッシュ」や「マハーバーラタ」。中華帝国では儒者が、早くから余計な神々の抹消を図ったから、その手の書は残存しておらず、散逸残渣が点在しているのみ。そのため、口誦伝承を文字化した可能性を感じさせる「楚辞」を挙げるしかないが、明らかに抒情一本の内容であり、民族精神に繋がるような叙事にはほど遠い。この状況なので、漢詩は早い段階で抒情作品となってしまい、たとえ叙事的な題材であってもそれは背景説明以上ではなくなってしまったと見て間違いないだろう。「萬葉集」もそれに倣ったかのように抒情一本鎗である。

---句分け一覧---
一意的にできる訳ではないし、翻訳で変わってくる上に、人によってもかなり違う筈。
  (ご注意)歌番号はテキストに従っておりません。
   《上巻》国生み
[前駆]綾に吉愛男(乙女)を📖
⯑5-(1-4)
   《上巻》@出雲・八尋和邇…7+2首(#1〜9) 📖
<@出雲>…7首
[__1]八雲立つ出雲八重垣📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[__2]八千矛の神の命は八洲国📖
㊴(5-7)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-(5-7)-(5-5)-(4-6)-(5-7)-(5-7) 7-4 (5-7)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-(5-5)-(5-7)-(5-7) 5-7-6-3-3
[__3]八千矛の神の命は萎草の📖
⑰(5-7)-(5-6)-(5-7)-(5-7)-(3-8)-(4-7) 5-7-6-3-3
[__4]青山に日が隠らば📖
㉓(5-6)-(5-6)-(4-7)-(5-7)-(5-7)-(4-7)-(4-7)-(5-6)-(3-6)-(5-6) 3-6-3
[__5]射干玉の黒き御衣を📖
㊿(5-7)-(5-5)-(5-6)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-(5-5)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-5-3-5-7-6-5-5-5-6-5-5 -(5-7)-(5-7)-(5-7)-(5-6)-(4-7)-(5-7)-(5-7)-(5-6) 3-6-3
[__6]八千矛の…吾はもよ女にしあれば📖
㉟(5-7)-8-(4-6)-(4-7)-(4-8)-(5-7)-(4-6)-(4-4)-(4-5)-(5-7)-(5-7)-(5-7)-(5-7)-(5-7)-(4-7)-(4-7)-(5-5)-(4-6)
[__7]天なるや弟織機の📖
⑨(5-7)-(5-7)-(5-6)-[3-6]-[4-10]
<火遠理命/天津日高日子穂々手見命/山佐知毘古/虚空津日高>
      +<豊玉毘売命[八尋和邇]>…2首

[__8]赤瓊は緒さへ光れど📖
㊄(5-7)-(5-7)-8
[__9]沖津鳥鴨著く島に📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
   《中巻初代天皇段》…13首(#10〜22) 📖
<東遷敗色脱却となる戦勝後の酒宴>…1首
[_10]宇陀の高城に鷸羂張る📖
㉒(7-6)-(5-7)-(5-6)-(4-5)-(5-6)-(6-5)-(5-5)-(7-6) (2=5-7)-(2=5-7)
<東遷続々勝利を誇る久米族>…5首
[_11]みつみつし久米の子等が頭椎い📖
⑯ or ㊅+㊄+㊄(4-6)-(5-5)-(5-6)‖-(5-5)-(5-7)-7‖-(5-6)-(5-7)-8
[_12]みつみつし久米の子等が粟生には📖
㊆(5-6)-(5-7)-(5-7)-7
[_13]みつみつし久米の子等が垣下に📖
㊆(5-6)-(5-7)-(5-7)-7
[_14]神風の伊勢の海の📖
㊆(5-6)-(4-7)-(5-7)-7
[_15]盾並めて伊那佐の山の📖
㊈(5-7)-(5-7)-(5-6)-(5-6)-7
<即位後の皇后探し>…5首
[_16]大和の高佐士野を📖
㊄(4-6)-(4-5)-7
[_17]姉をし枕かむ📖
㊂(5-7)-6
[_18]何故黥ける利目📖
㊂4-7-7
[_19]吾が黥ける利目📖
㊂4-7-7
[_20]葦原の穢しき小屋に📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
<崩御後 皇后が皇子の危機を救う>…2首
[_21]狭井川よ雲立ち渡り📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_22]畝傍山昼は雲と居📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
   ②〜⑨天皇…歌無収載
   《中巻10代天皇段》…1首(#23) 📖
[_23]御真木入日子はや📖
⑪9-9 (5-7)-(5-6)-(5-6)-5-4 9
   ⑪天皇…歌無収載
   《中巻倭建命関連》…15首(#24〜38) 📖
<出雲健騙し討ち成功で得意三昧>…1首
[_24]やつめさす出雲建が📖
㊄(5-7)-(5-7)-8
<妻の身を捧げる愛>…3首
[_25]さねさし相武の小沼に📖
㊄(4-7)-(5-7)-7
[_26]新治筑波を過ぎて📖
㊂(4-7)-7
[_27]日々並べて夜には九夜📖
㊂(5-7)-7
<東征完了後帰還し かねての約束通り初夜>…2首
[_28]久方の天香久山📖
⑬(5-7)-(4-6)-(4-7)‖-(5-6)-(5-7)‖-(5-7)-7
[_29]高光る日の皇子八隅知し📖
⑬(5-4)-(5-6)‖-(5-7)-(5-7)‖-(6-7)-(5-7)-7
[番外]吾妻はや📖
㊂5-5-5
<辞世的に、最後の気力で心持発露>…5首
[_30]尾張に直に向かへる📖
⑪(4-7)-7-[5]-3-([5]-7)-7-7-[5]-3
[_31]倭は国のまほろば📖
㊅(4-7)-(5-[4-6])-8
[_32]命の全けむ人は📖
㊆(4-7)-(5-7)-(7-5)-3
[_33]はしけやし我家の方よ📖
㊂(5-7)-7
[_34]少女の床の辺に📖
㊄(4-5)-(5-6)-6
<葬儀で遺族は深い悲しみに陥る>…4首[大御葬儀歌]
[_35]水漬きの田の稲柄に📖
㊄(6-5)-(5-7)-5 or (4-7)-(5-7)-5
[_36]浅小竹原腰難む📖
㊃(6-5)-(6-6)
[_37]海処行けば腰難む📖
㊄(6-5)-(6-4)-8
[_38]浜つ千鳥浜由は行かず📖
㊂(6-7)-5
   《中巻15代天皇段》…14首(#39〜52) 📖
<反逆すれど敗退した忍熊王 琵琶湖で最期>…1首
[_39]いざ吾君振熊が📖
㊅4-(5-7)-(5-7)-6
<天皇凱旋で母・臣が寿ぐ>…2首
[_40]此の御酒は吾が御酒ならず📖
⑭(5-7)-(5-7)-(5-7)-(4-6)-(4-6)-(5-3)-5-2
[_41]この神酒を醸みけむ人は📖
⑬(5-7)-(5-6)-(5-6)-(4-6)-5-3-3-5-2
<国見寿ぎ>1首
[_42]千葉の葛野を見れば📖
㊄(3-7)-(5-6)-7
<妃獲得の喜びを宴席で表明>…1首
[_43]この蟹やいづくの蟹📖
㊵(5-6)-(5-6)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-(7-7)-(5-6)-(4-7)-(4-6)-(5-7)-(4-7)-(4-6)-7 (4-6)-(5-6)-(6-7)-7
<皇子に呼び寄せた女を譲り渡す>…4首
[_44]いざ子ども野蒜摘みに📖
⑯(5-6)-(5-7)-(4-7)-(4-6)-(4-7)-(5-5)-(4-7)-(5-4)
[_45]水溜る依網の池の📖
㊈(5-7)-(6-7)-(5-7)-7-7-7
[_46]道の後こはだ乙女を雷の如📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_47]道の後こはだ乙女は争はず📖
㊄(5-7)-(5-7)-8
<吉野勢力が皇子褒め>…2首
[_48]品陀の日の御子大雀📖
㊈8-5-5-(6-5)-(4-3-8)-4
[_49]檮の生に横臼を作り📖
㊆(5-7)-(5-7)-(4-7)-4
<渡来製造法の酒に酔う>…1首
[_50]すすこりが醸みし御酒に📖
㊅(5-6)-7-(5-4)-7
<崩御後の皇位争奪闘争>…2首
[_51]千早振る宇遅の済に棹取りに📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_52]千早人宇遅の済に渡り瀬に📖
㉑(5-7)-(5-3-5-3)-(5-7)-(5-7)-(4-7)-(4-7)-(5-7)-(5-7)-7-5-3
   《下巻16代天皇段》…23首(#53〜75)📖
<皇后の嫉妬におびえて帰郷した妃を追いかけた>…5首
[_53]沖辺には小舟連ららく📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_54]押し照るや難波の前由📖
㊈(5-7)-(5-7)-(5-6)-5-5-7
[_55]山県に蒔ける青菜も📖
㊄(5-7)-(5-7)-8
[_56]倭辺に西風吹き上げて📖
㊄(5-7)-(5-6)-7
[_57]倭辺に行くは誰が夫📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
<皇后不在中の宮での浮気が発覚>…5首
[_58]つぎねふや山代川を川上り📖
⑰(5-7)-(5-6)-(5-5)-(4-5)-(5-5)-(3-6)-(5-5)-(4-7)-7
[_59]つぎねふや山代川を宮上り📖
⑪(5-7)-(5-6)-(5-5)-(3-6)-9-8-7
[_60]山代にい及け鳥山📖
㊄(5-7)-(6-7)-8
[_61]三諸のその高城なる📖
㊇(4-7)-(7-5)-(5-5)-(7-9)
[_62]つぎねふ山代女の木鍬持ち…根白📖
㊇(4-6)-(5-6)-(4-6)-(7-8)
<激怒し家出した皇后に平謝する一方、愛人とも睦み合う>…4首
[_63]山代の筒木の宮に📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_64]つぎねふ山代女の木鍬持ち…さわさわに📖
㊈(4-6)-(5-6)-(5-7)-(5-6)-7
[_65]八田の一本菅は子持たず📖
㊇ or ㊄+㊂(3-7)-(4-7)-7‖-(5-8)-7
[_66]八田の一本菅は独り居りとも📖
㊅ or ㊂+㊂(3-7)-7‖-(5-7)-7
<天皇拒否の女が、男と一緒に反逆>…5首
[_67]女鳥の吾が大王の📖
㊃(4-7)-(5-7)
[_68]高往くや隼別の📖
㊂(5-7)-6

[_69]雲雀は天に駆ける📖
㊄(4-6)-(5-6)-7
[_70]梯立の倉椅山を…磐懸きかねて📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_71]梯立の倉椅山は…妹と登れば📖
㊄(5-7)-(5-7)-8
<本邦で雁孵化との吉兆>…3首
[_72]たまきはる内の朝臣📖
㊆(5-5)-(4-6)-(4-7)-8
[_73]高光る日の御子諾こそ📖
⑫(5-4)-(5-5)-(4-5)-(5-6)-(4-7)-(5-6)
[_74]汝が御子や遂に知らむと📖
㊂(5-7)-7
<超大木製の船を造り、その廃船材で琴を作成>…1首
[_75]枯野を塩に焼き📖
⑩(4-5)-(5-6)-(5-5)-(8-4)-(5-4)
   《下巻17代天皇》…3首(#76〜78) 📖
<弟の、暗殺を狙った焼き討ちを喰らったが辛くも逃走>…3首
[_76]丹比野に寝むと知りせば📖
㊄(5-7)-(5-8)-7
[_77]埴生坂吾が立ち見れば📖
㊄(5-7)-(5-7)-9
[_78]大坂に遇ふや乙女を📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
   《下巻軽王・軽大郎女》…12首(#79〜90) 📖
<禁断の情事悲恋物語>…12首
[_79]あしひきの山田を作り📖
⑩(5-7)-(5-7)-(5-7)-(5-7)-(5-7)

[_80]笹葉に打つや霰の📖
㊄+㊄(4-7)-(5-7)-7‖-(5-7)-(5-7)-7
[_81]大前小前宿祢が金門陰📖
㊄(4-7)-(5-6)-7
[_82]宮人の足結の小鈴📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_83]天だむ軽の乙女甚泣かば📖
㊆(4-6)-(5-7)-(3-6)-7
[_84]天だむ軽乙女したたにも📖
㊄(4-5)-(5-7)-7
[_85]天飛ぶ鳥も使人そ📖
㊄(4-7)-(5-7)-7
[_86]大王を島に葬らば📖
㊇(5-7)-(5-7)-7-(5-7)-7
[_87]夏草のあひねの浜の📖
㊄(5-7)-(5-6)-7
[_88]君が行き日長くなりぬ📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[_89]隠口の泊瀬山の大峰には📖
⑮(5-7)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-8-(5-7)-(5-7)-7-8
[_90]隠口の泊瀬川の上つ瀬に📖
⑰(5-7)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-9-7-8
   《下巻21代天皇段》…14首(#91〜104) 📖
<睦み合いたと直接的に心情吐露>…1首
[_91]日下辺の此方の山と📖
⑲(5-6)-(5-7)-(5-6)-(6-7)-(4-7)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-7-7-3
<睦み合う約束忘却の彼方 そこに老婆突然訪問>…4首+2首(全く別)
[_92]三諸の厳橿が本📖
㊄(4-7)-(5-6)-7
[_93]引田の若栗栖原📖
㊄(4-7)-(5-7)-7
[_94]見諸に築くや玉垣📖
㊄(4-7)-(5-7)-7
[_95]日下江の入り江の蓮📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
  (吉野童女)
[_96]胡坐居の神の御手もち📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
  (秋津洲)
[_97]三吉野の小室岳に📖
⑳(5-7)-(5-3-8)-(5-7)-(5-7)-(5-6)-(5-6)-(5-7)-(5-6)-(5-7)-(4-7)-7
<木に登って一言主からの難を脱した>…1首
[_98]八隅知し我が大王の遊ばしし📖
㊇(5-7)-(5-3-5)-(7-8)-(4-7)
<@新嘗祭酒宴粗相し斬殺寸前の采女、皇后、妃による寿ぎ>…3首+3首(別)
  (臣の少女)
[_99]少女のい隠るを📖
㊄(4-7)-(5-6)-7
  (新嘗)
[100]纏向の日代の宮は📖
㊽(5-7)-(4-5)-(4-6)-(5-5)-(4-5)-(5-7)-(4-5)-(6-5)-(4-5)-(4-6)-(5-7)-(4-6)-(4-6)-(5-6)-(5-6)-(5-6)-(4-6)-(5-5)-(5-7)-(6-6)-9-3-7-(5-4)-3-6-3
[101]倭の此の高市に📖
⑲(4-6)-(4-6)-(6-5)-(3-6)-(4-6)-(5-5)-(5-5)-(4-6)-3-6-3
[102]百礒城の大宮人は📖
⑮(5-7)-(5-7)-(5-5)-(5-7)-(5-7)-(5-6)-3-6-3
  (臣の少女)
[103]水注く臣の少女📖
㊇ or ㊂+㊄ (5-6)-7‖-(5-6)-(5-7)-7
[104]八隅知し我が大王の朝処には📖
㊈(5-7)-(5-6)-(5-6)-(5-8)-3
   《下巻23代天皇関連》…9首(#105〜113) 📖
<播磨の隠遁地で身分を明かした>…1首
[105]立つる赤幡見れ者📖
⯑(非音素表記)5-5-5-7-5-4-8-(7-3-4)-(6-3-4-9)-(5-7)-(5-7)-6-9-11-5
<即位前の歌垣で家臣と大喧嘩>…6首
[106]大宮の遠つ端手📖
㊂(5-6)-7
[107]大匠拙みこそ📖
㊂(5-6)-7
[108]大王の心を宥み📖
㊄(5-7)-(5-7)-7
[109]潮瀬の波折りを見れば📖
㊄(4-7)-(5-7)-7
[110]大王の御子の柴垣📖
㊅(5-7)-(5-7)-7-7
[111]大魚吉鮪突く海士よ📖
㊄(5-7)-(5-7)-6
<殺された父の遺骨埋葬地を覚えていた老婆に感謝>…2首
[112]浅茅原小谷を過ぎて📖
㊄(5-7)-(5-6)-7
[113]置目もや淡海の置目📖
㊄(5-7)-(5-7)-8

-----歌人-----
 《上巻》国生み
[前駆]【伊邪那美命&伊邪那岐命】
 《上巻》@出雲・八尋和邇
[1]【速須佐之男命】作御歌
[2]【八千矛神(大国主命)】
[3-4]【沼河日売】
[5]【大国主命】
[6]【須勢理毘賣命】~語
[7]【伊呂妹 高比賣】夷振
[8]【豊玉比売】獻歌 via 弟 玉依毘賣
[9]【比古遲(火遠理命)】答歌
 《中巻初代天皇段》
[10]①天皇⇒【自軍兵】@東遷
[11-15]①天皇⇒【久米人】
[16]【大久米命】
[17]【①天皇】
[18]【伊須氣余理比賣】
[19]【大久米命】
[20]【①天皇】
[21-22]【伊須氣余理比賣】
 《中巻10代天皇段》
[23]【少女】
 《中巻倭建命関連》
[24]【倭建命】
[25]【(后)弟橘比賣命】
[26]【倭建命】
[27]【御火燒之老人】
[28]【倭建命】
[29]【美夜受比賣】
[番外]【倭建命】三歎詔
[30-34]【倭建命】
[35-38]【倭建命后御子等】<大御葬儀歌>
 《中巻15代天皇段》
[39]【忍熊王】
[40]【御祖 息長帶日賣命】
[41]【建内宿禰】酒楽之歌
[42-45]【⑮天皇】
[46-47]【(太子)大雀命】
[48-49]【吉野之國主等】
[50]【⑮天皇】
[51]【大山守命】
[52]【宇遅能和紀郎子】
 《下巻16代天皇段》
[53-55]【⑯天皇】
[56-57]【黒比売】
[58-59]【大后】志都歌之歌返
[60-62]【⑯天皇】志都歌之歌返
[63]【口日売】
[64]【⑯天皇】志都歌之歌返
[65]【⑯天皇】
[66]【八田若郎女】
[67]【⑯天皇】
[68]【女鳥王】返歌
[69]【女鳥王】
[70-71]【速總別王】
[72]【⑯天皇】
[73]【建内宿禰】
[74-75]【建内宿禰】祝歌片歌
 《下巻17代天皇》
[76-78]【⑰天皇】
 《下巻軽王・軽大郎》
[79]【木梨之輕太子】志良宜歌
[80]【木梨之輕太子】夷振之上歌
[81]【穴穂命】
[82]【大前小前宿禰】宮人振
[83-85]【木梨之輕太子】天田振
[86]【木梨之輕太子】夷振之片下
[87-88]【軽大郎女】
[89-90]【木梨之輕太子】
 《下巻21代天皇段》
[91]【㉑天皇】
[92-93]【㉑天皇】志都歌
[94-95]【赤猪子】志都歌
[96-99]【㉑天皇】
[100]【三重の采女】
[101] 【大后】
[102]【㉑天皇】天語歌
[103]【㉑天皇】浮歌
[104]【袁杼比売】志都歌
 《下巻23代天皇関連》
[105]【即位前㉓天皇】詠(非歌表記)
[106]【志毘臣】@歌垣経緯
[107]【即位前㉓天皇】@歌垣経緯
[108]【志毘臣】@歌垣経緯
[109]【即位前㉓天皇】@歌垣経緯
[110]【志毘臣】@歌垣経緯
[111]【即位前㉓天皇】@歌垣経緯
[112]【㉓天皇】
[113]【㉓天皇】

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